臨死体験と2つの事実に驚愕
いきなりだけれど、体外離脱に慣れていないと、すぐに身体に戻ってしまう。それがどのような感覚なのかを説明してくれるミュージックビデオを紹介しよう。ボクがめちゃ応援しているイギリスのミュージシャンであるリナ・サワヤマの新曲。
9月2日に彼女のセカンドアルバムがリリースされる。そのうち2曲が公開されていたけれど、今月になって3曲目の音源が発表された。そして昨日になって、その曲のミュージックビデオが公開された。『Hold The Gir』というタイトルで、セカンドアルバムのタイトルナンバーの曲。
インタビューによると、セカンドアルバムの最初に書いた曲で、セラピーを受けたことで新しい発見があって作った曲とのこと。映像では郊外の古びた家から出ようとすると、すぐにベッドに引き戻される。屋根から飛び降りても、玄関から走り出ても、彼女の身体が家に引っ張り込まれる。
ストーリ性の高いビデオで、人間の心を縛り付けているものからの脱却を象徴しているような気がする。とにかく体外離脱ですぐに戻ってしまうときはこんな雰囲気。ちなみにとても美しい曲で、デビューアルバムは挑戦的でハードな曲が多かったけれど、セカンドアルバムは彼女の歌唱力を生かした構成になっているのかも。
さて、今日は週に1度のお楽しみの日。今回でついにシーズン3が終わってしまった。残るはシーズン4の3作品だけ。う〜ん、寂しい。
2022年 映画#116
『SHERLOCK(シャーロック)』シーズン3・エピソード3『最後の誓い』という2014年の作品。
シーズン3におけるシャーロックとジョンの敵は、写真の中央にいる新聞社社主マグヌセンだと思っていた。たしかにかなりの悪人で、イギリス中の著名人の秘密情報を手にすることで、脅しをかけて意のままに操っていた。
ジョンが焼き殺されそうになった事件も、シャーロックにとって唯一の弱みである親友のジョンを利用しようとしたマグヌセンの陰謀だった。彼の自宅にその情報が隠されていると睨んだシャーロックは、この悪人に戦いを挑んだ。だけど、このマグヌセンはシーズン3を面白くするスパイスでしかなかった。
ある政治家がシャーロックに依頼して、マグヌセンが握っている情報を奪い返してほしいと依頼する。だけどマグヌセンは対抗策を打ち出してきた。それはジョンの妻であるメアリーの過去を暴くという脅し。
ここでこのブログのタイトルにある1つ目の驚きに遭遇。なんとメアリーは偽名で、彼女は凄腕の殺し屋だった。その事実を夫のジョンに知られたくない。密かにマグヌセンを殺そうと思っていたところに、シャーロックが遭遇した。なんとメアリーはシャーロックを銃で撃ってしまう。
メアリーの過去に驚くだけでなく、シャーロックが死にかけるのにびっくり。ある意図があってメアリーはぎりぎり生還できるような撃ち方をしていた。それでも一時期は心肺停止になったシャーロック。そこから生還する臨死体験の映像はかなりの見ものだった。これは本当によくできていたと思う。
最終的にマグヌセンの情報が彼の脳にしかないと知ったシャーロックは、親友のジョンと妻のメアリーを守るために、彼を撃ち殺してしまう。殺人者となったシャーロックだけれど、マグヌセンの死によって助かった著名人は多い。そこでMI6に所属する兄のマイクロフトによって、東欧への潜入捜査をするという処分で終わった。
ここで2つ目の驚きがやってきた。シーズン2のラストで自分の頭を撃ち抜いて死んだはずのモリアーティが生きていた。イギリス中のテレビをハッキングしてメッセージを発信している。東欧に向かいかけたシャーロックは、兄によってすぐに呼び戻されるというラスト。
ということで最後のシーズン4は、再び宿敵のモリアーティとの戦いになるのかな? 気になるのですぐに見たいけれど、週に1度と決めたから来週まで我慢しよう。ちなみにこのドラマはキャストのプライベートがドラマにも反映されている。
ジョンの妻を演じているメアリーは、このドラマの放送時点でションを演じるマーティン・フリーマンの本当の妻。事実婚らしく、2016年にはパートナーを解消しているけれどね。それ以外に、本当の家族が出演している。それがこの写真。
右端はシャーロックの兄のマイクロフトを演じているマーク・ゲイティス。もちろん他の3人と血縁はない。ドラマではクリスマスに家族4人が集まったという設定になっていた。ところがこの中央の男女は、シャーロックを演じているベネディクト・カンバーバッチの本当の両親。そういえばどことなく顔が似ているよね。あぁ、早く来週にならないかなぁ。
ブログの更新はFacebookページとTwitterで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする