実生活とリンクしててウケた
さてさて、週に1度のお楽しみがやってきた。ある海外ドラマを一気見していて、いよいよラストのシーズン4に突入した。
2022年 映画#121
『SHERLOCK(シャーロック)』シーズン4・エピソード1『六つのサッチャー』という2017年の作品。
ここ数ヶ月楽しんできたこのドラマも、いよいよ最終シーズンになった。シーズン3は衝撃的な終わり方だった。死んだと思われたシャーロックの宿敵であるモリアーティが、メディアをハッキングしてメッセージを発信した。つまり再びシーズン4で彼が関わってくるということ。
さらに前シーズンの驚きは、ジョンと結婚したメアリーが、元諜報員で大勢の人を殺していた過去があったこと。ただしすでに諜報員の組織を離脱して、普通の生活に戻ろうとしている。だからジョンは彼女の過去を詮索しないで、一緒に未来を生きていこうとする。
そしてシーズン4になって1作目。これまた衝撃的な作品だった。モリアーティに関して、彼が生きていたのか、あるいは自分の死後にシャーロックにゲームを仕掛ける工作をしていたのかは不明。だけど彼が関与したと思われる事件に巻き込まれる。
その事件の本質は、ジョンの妻であるメアリーの過去に関するもの、彼女は4人組のフリーの諜報員。殺し屋としても活動していた。その4人組が崩壊するきっかけとなったのは6年間のトリビアでのこと。
テロリストがイギリス大使館員を人質にとって立て籠った。テロリストを始末してイギリス大使たちを救出するのがメアリーたちに与えられた使命。彼女たちは非公式ながら、イギリス政府の委託を受けて仕事をしていた。だけど政府関係者に裏切り者がいた。
四人とイギリス大使を抹殺するため、テロリストに情報が流されていた。それでメアリーを残して他の3人や大使館員たちも殺されてしまう。ところが死んだはずのメンバーの一人が生きていた。裏切り者をメアリーだと思い込み、彼女を誘い出して殺そうとしていた。
最終的にシャーロックが真の裏切り者を見つけ出す。追い詰められた裏切り者は、シャーロックに向けて発砲した。だけど彼を庇ったメアリーが銃弾を受けて、駆けつけた夫のジョンの腕の中で死んでしまう。二人にはまだ生まれたばかりの子供がいるというのに。とても悲しい結末の1作目だった。
絶対にジョンとメアリーを守ると宣言していたシャーロック。だけど発砲のきっかけは、彼が得意の観察力で裏切り者の精神を追い詰めたから。それで親友だったジョンはシャーロックを許すことができず、生まれた娘にも近づかないようにと絶縁宣言をする。次回は二人の友情が戻るか、そしてモリアーティはどう関わってくるかが見どころだろう。
さて、このドラマでなかなか面白いことがある。ジョンとメアリーの夫婦は、実生活でも二人の子供をもうけた夫婦だった。だったというのは、事実婚らしいけれど、二人は2016年にパートナー関係を円満に解消している。つまり前シーズンは夫婦だったけれど、このシーズン公開時はすでに夫婦ではない。
そのことを知ってメアリーが死ぬ場面を見ていると、実生活とリンクして個人的にウケてしまった。自分の最後を悟ったメアリーが、「あなたと出会えて幸せだった。いままでありがとう」と涙ながらに語る。いやいや、これってマジやんと思ってしまったwww
そして彼女を抱きしめるジョンが、同時に俳優としてのマーティン・フリーマンに見えてしまった。彼はどんな気持ちで演技していたんだろう? プロの俳優なんで割り切っているだろうけれど、ちょっと興味深く見てしまった。だけどメアリーが強くてカッコよかったから、残り2作に出演しないのは寂しいなぁ。とにかく、来週になったら2作目を観よう
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