高羽そらさんインタビュー

ハリウッドのカメレオン俳優

変幻自在の演技を見せてくれる俳優さんを讃える言葉として、『カメレオン俳優』という言葉がある。ドラマや映画の作品によって、同じ人物だと思えないほど役に入り込んでいる俳優さんのこと。

 

日本の俳優さんででは中村倫也さんが、よくその名前で呼ばれていた。最近では菅田将暉さんもそうだよね。『鎌倉殿の13人』での菅田さんの凄い演技は、源義経以外の人物像を思い浮かべることを許さない迫力だった。

 

もちろん海外でも『カメレオン俳優』と呼べるような俳優さんは数え切れない。すぐ頭に浮かぶのはメリル・ストリープ。俳優としての存在感は強烈なのに、作品ごとに感じるオーラがまったくちがう。やや若手ではエミリー・ブラントなどもそう。

 

逆に大好きな俳優さんだけれど、トム・クルーズは作品がちがっても同じオーラを放っている。それはそれで、素晴らしい俳優さんの証なんだろうと思う。一番残念なのは、どの作品を見ても同じキャラにしか見えない俳優さん。

 

さて、男性の『カメレオン俳優』としてすぐに思いついた人がいる。さすがの演技に思わずクスッと笑ってしまった。

 

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2022年 映画#139

『恋に落ちたら…』(原題:Mad Dog and Glory)という1993年のアメリカ映画。30年ほど前の作品なので、出演者たちの若い姿を見ているだけでも楽しかった。映画の内容としてはまぁまぁの作品だったけれど。

 

ジャンルとしてはロマンティック・コメディになるそう。だけどプロデューサーにマーティン・スコセッシが参加していることで、しっかりギャング映画になっていた。ちょっと変わった雰囲気の作品なので、合う人と合わない人に分かれるかもしれない。

 

ボクとしては結構ハマった。その『カメレオン俳優』は写真のロバート・デ・ニーロ。ウェインという鑑識刑事で、あだ名は狂犬を表すマッド・ドッグ。本当は写真家になりたかったけれど、鑑識の仕事をしながら殺人の被害者の写真を作品としてコレクションしている。まぁ、ちょっと変人の独身男。

 

麻薬がらみで殺人事件が起きた。ウェインは相棒と捜査に向かった。そして休憩を兼ねてある商店に入ったとき、そこに犯人がいた。すでに店主は殺されていて、客の一人がレジの下で人質となっていた。ウェインの本音はカッコよく犯人を撃ち殺したい。だけど気弱なので思うようにいかない。

 

それでどうにか犯人を説得して逃がすようにした。ところが人質になっていたのはフランクというギャングのボスだった。命の恩人だということで、フランクはウェインに接触してくる。そしてお礼がわりに、借金がらみで手元に置いているグローリーという女性を彼の家に送り込む。

 

期限付きの女性だけれど、フランクの友情の証だった。気弱で潔癖なウェインは断るけれど、フランクは許さない。やがて警察署にまで差し入れを持ってくるようになり、ウェインは途方にくれる。そのうえ困っとことに、本気でグローリーに惚れてしまった。

 

とまぁ、ギャングとのゴタゴタを描いた作品。最終的には気弱なウェインがフランクと殴り合うことで、グローリーをギャングから救い出す。フランクは本気でウェインと友人になりたがっているらしく、そのあたりの葛藤がとても面白かった。コメディタッチなので笑って観ることができる作品。

 

気弱な刑事という、ロバート・デ・ニーロの役柄が最高。どちらかといえば『タクシー・ドライバー』や『ゴッドファーザー』のイメージが強い。『アンタッチャブル』では、アル・カポネを演じていたこともある彼。なのに気の弱い刑事が妙に似合っていた。まさに『カメレオン俳優』だった。

 

ただ『カメレオン俳優』という言葉には誤解があると思う、カメレオンは周囲の色に合わせて姿を変える。だけど『カメレオン俳優』は、俳優の演技によって周囲の空気の色を変えてしまう。だから本当は、カメレオンという言葉は少しちがうのかもしれない。

 

最初にも書いたけれどみんな若い。グローリーを演じたユア・サーマンはめちゃ可愛いくて、相棒を演じたデヴィッド・カルーソーはまだ青年の雰囲気を感じた。そしてフランクを演じたビル・マーレイもまだまだ中年という雰囲気。ロバート・デ・ニーロのベッドシーンも含めて、とても楽しい映画だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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