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高羽そらさんインタビュー

園児バスの事故を防ぐ方法

あまりに悲しくてひどい事故なので、ボクはブログ等で触れる気持ちになれなかった。それは幼稚園バスに子供を置き去りにしてしまったという事故。

 

昨年にも同じことがあったのに、その悲劇がフィードバックされていない。その理由は、保育園や幼稚園側に注意喚起することしかやっていないからでは?

 

人間はミスをする生き物。だから運転者ひとりにその責任を負わせることに無理がある。大切なのは事故を起こさない仕組みを構築すること。ある記事を読んでこれに勝る方法ないと感じたので、ブログでシェアすることにした。

 

幼稚園バス3歳児置き去り死、防ぐには? 「スクールバス王国」アメリカ 安全策は意外にアナログ でも確実

 

洋画好きな人はわかると思うけれど、アメリカは「スクールバス王国」と言っていい。子供が出演する映画では、必ずと言っていいほどスクールバスが登場する。それゆえ子供の安全を確保するため、アメリカのスクールバスには厳しい決まりが課せられている。

 

特に置き去り事故防止対策は、アナログだけれど素晴らしい! 最新のセンサーなど必要ない。ドライバーは子供たちを降ろして車庫に車を入れると、当然ながらエンジンキーをイグニッションから抜く。

 

その瞬間、バス内にアラームが鳴る。そのアラームを止めるには、バスの最後尾にあるスイッチを操作しなければいけない。つまりアラームを止めると同時に、置き去りになった子供がいないかどうかをチェックできる。これほどシンプルで確実な方法はないと思う。

 

日本と同様の事故が2018年に起きた韓国では、このアメリカのシステムをすでに導入している。これならバスの車種や年式に関係なく、すぐに導入することができるはず。これ以上の犠牲者を出さないため、政府は早急に法制化してこのようなシステムの義務化に踏み切るべきだと思う。

 

アメリカはさらに一歩先を進んでいる。日本でバスを停めても、せいぜいハザードを点灯させているだけ。ところがアメリカには2メートルもある「ストップアーム」が使われていて、後続車が否応なく注意する仕組みができている。

 

さらにスクールドライバーの運転手は特別な資格制度となっていて、一定の講習を受けた人しか運転できないそう。ドライバーが病気だからといって、資格のない人が運転することは禁じられている。さすが「スクールバス王国」だと感心した。

 

ただアメリカがここまで子供の安全確保を徹底しているのは、おそらく過去において日本と同様の悲しい事故があったからだと思う。犠牲者が出ないと、行政は本気で動こうとしないから。それだけに日本としては、すぐにでもこのアメリカのシステムを導入するべきだと思う。

 

このバスのアナログシステムについては、ここ数日はネットでかなり拡散されている。反応している政治家もいるようなので、一刻も早く法制化が進むことを祈っている。もう二度と犠牲者を出しててはいけない。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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