冷やご飯はなぜ美味しいのか?
ボクは冷やご飯が大好き。さすがに真冬は炊き立てのご飯を食べるけれど、いまのように暑い時期はあえて冷やご飯を食べることが多い。特にランチはそう。
わざわざ朝からご飯を炊いて、昼ごろに自然に冷めたご飯が食べられるようにしている。ご飯が冷めたら、電子レンジで温める人は多いだろう。ボクも妻も電子レンジが嫌いなので、冷やご飯を温めるという発想がない。というより、わざわざ冷やご飯を温めるなんてもったいない。
美味しいと感じるのは、その食物が肉体にとって有用だからと思う。そのボクの感覚はまちがっていないらしく、冷やご飯はかなりの優れものらしい。
冷やごはんを食べる「レジスタントスターチ・ダイエット」はなぜやせる?
ここ4〜5年の体重は安定しているので、ダイエットの必要性は感じていない。リンク先の記事のタイトルに目が止まったのは、冷やご飯という言葉。まったく知らなかったけれど、レジスタントスターチ・ダイエットというものがあるそう。
レジスタントスターチとはなんぞや?
記事によると、『レジスタントスターチは、健康な人の小腸内で消化吸収されないデンプン、およびデンプンの分解物の総称と定義されています。つまりレジスタントスターチとは、小腸で消化吸収されないため、食物繊維と似た働きをするデンプンなのです』とのこと。
デンプンなのに食物繊維と似た働きをするらしい。レジスタントスターチにはいくつか分類があって、自然のままでそうした機能を持つ食品がある。例えば全粒粉や豆類等。あるいは加工することによってそうなる食品もあるそう。
でも調理したときはレジスタントスターチではないけれど、放置して冷めることでレジスタントスターチになる食品がある。それが冷やご飯だったり、冷めた焼き芋とのこと。
レジスタントスターチはまず血糖値の急上昇を抑えてくれる。ゆっくりと消化吸収されるために脂肪になりにくい。さらに満腹感の持続力も高いので、ドカ食いを抑えることにつながるそう。つまりダイエットに適している。
さらに腸内環境を整えてくれる。水溶性の食物繊維は発酵することで健康に有用な乳酸菌やビフィズス菌を増やしてくれる。不溶性の食物繊維は、便を柔らかくして排便をスムーズにしてくれる。レジスタントスターチは、この二つの性質を兼ね備えているらしい。すごいよね!
だからボクのようにあえて冷やご飯を食べることは、身体にとってかなり有益らしい。お弁当やおにぎりというのも、優れた食品だということ。ちなみに我が家はで焼き芋を買っても、熱々で食べるより冷ますことが多い。なぜなら美味しいから。
それだって結果としては、レジスタントスターチを摂取しているということ。無意識だけれど、本当に必要なものは身体が教えてくれるんだと思う。ちなみに今日のランチは冷やご飯ではなくて、素麺の冷やし中華だけれどねwww
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