高羽そらさんインタビュー

先入観は出会いを損ねる

先入観は危険回避として人間に備わった能力だと思う。過去の苦い経験を生かすことで、同様の失敗を防ぐことができるから。だけど先入観が強すぎると、人生を変えてくれる大切な人たちとの出会いを阻害してしまう可能性もある。

 

自分の決めつけによって特定の範疇に該当する人を避けてしまうと、そこから得られるものを逃してしまう。特にエンタメに関しては好き嫌いの世界でもあるので、先入観によって特定の作品やアーティストを遠ざけているかもしれない。

 

だからボクはできる限り、音楽、小説、そして映画というエンタメに関して先入観を手放すように意識している。先入観というものは、直感の働きを弱めてしまうように思う。だから意識を自由に解き放つことによって、新しいアーティストに出会える。最近のミュージシャンでは、先日のブログで紹介したJaxという女性シンガーソングライターとの出会いがあった。

 

その縁で彼女の過去動画をチェックしていると、1年ほど前にリリースされた素晴らしい曲を見つけた。動画は2本あって、普通のミュージックビデオと歌詞を優先させたもの。『Like My Father』というタイトルで、母を大切にしている父のような男性と結ばれたいという、娘の願いを込めた曲。

 

美しいメロディで、彼女の声も素晴らしい。だけど最高に感動したのは、歌う娘の背後で聞き入っている両親の姿。歌詞には実際の思い出話が盛り込まれているらしく、二人は時おり笑ったりうなづいたりしている。そして両親は何度もキスを交わしている。ボクは感動してしまって、涙をポロポロ流しながら動画を見た。

 

先入観を排除したからこそ、こんな素敵な楽曲に出会えたんだと思う。ということでその動画をリンクしておこう。

 

 

そして先入観の有無によって大きく評価が分かれる映画を観た。

 

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2022年 映画#144

『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』(原題: Resident Evil: Welcome to Raccoon City)という2021年のアメリカ・ドイツ・イギリス・フランスの合作映画。タイトルでわかるように、人気作品である『バイオハザード』の関連作。

 

評価の低さが気になっていた作品。とにかく先入観をできる限り排除して鑑賞した。いわゆるゾンビ映画だけれど、なかなかよくできていたと思う。ツッコミどころはあるものの、そんなに悪い作品じゃない。ボクなりに楽しむことができた。

 

それで調べてみると、この映画に不満な人たちには2種類の先入観が関わっていると感じた。この映画は本来はテレビゲームだった『バイオハザード』から忠実に映画化することを意図したらしい。

 

だからこの映画で最後まで生き残るクレアとクリスの兄妹、ジル、レオンたちはゲームに登場する貴重なキャラらしい。ボクはゲームをやらないので知らないけれど。つまりミラ・ジョボビッチが主演して6本も制作された『バイオハザード』は、ゲームをヒントにした別作品だと思ったほうがいいそう。

 

だから一つ目の先入観はミラ・ジョボビッチの映画に関するもの。『バイオハザード』というタイトルで過去の映画を想起して先入観に支配されてしまうと、この作品が物足りなくなってしまうのだと思う。あの作品はミラ・ジョボビッチという美しい女優ゆえにヒットしたシリーズだから。

 

もう一つの先入観は、ゲームに親しんでい人たちのもの。ゲームを愛する人たちにすれば、この映画に登場するキャラたちの出会いや設定が納得できないらしい。ゲームですでに完成されているキャラだから、受けれ難いものがあるのかもしれない。

 

この2つの先入観のどちらかに囚われてしまうと、この作品の評価が低くなるんだと思う。ただどちらもかなり強烈な先入観だから、排除するのは難しいだろうなぁ。できる限り先入観をなくそうと思っているボクでも、ついミラ・ジョボビッチ作品と比較していたから。なかなか面白い作品だったので、ちょっともったいない気がした。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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