高羽そらさんインタビュー

世の中は腹立つことが多すぎ

世間を眺めたとき、どこにフォーカスするかによって感じ方はちがう。感動する出来事や、愛に満ちた行為に注目すれば、この世界は素晴らしいと感じる。

 

一方ネガティブなことに目を向けると、憤りを覚えることが山ほどある。ウクライナ情勢でもそうだし、日本においても理不尽な事件や事故が常に起きている。そんなに大ごとでなくても、道を歩いているだけでムカっとすることはある。

 

昨日などは、道を歩いているときにプツンとキレそうになった。ボクの前を歩いていた中年の男性。前方から向かい風に乗ってタバコの匂いがしてくる。うざいので避けようと道路の反対側に寄ろうとしたとき、その男性は吸い殻をポイ捨てした。そもそも駅が近くて喫煙禁止の場所なのに。

 

ボクの脳内イメージでは、その男を呼び止めて吸い殻を拾わせ、もし拒否したらボコボコに殴っている映像が再生された。それほど腹が立った。だけど実際はグッとこらえて、何も言わずにその場をやり過ごした。もし怒りに任せて行動していたら、どんなトラブルになるか予測できないから。

 

世の中は腹の立つことが多い。だけど成人している人のほとんどは、怒りを抑制する理性を育てている。だけどもし遺伝子の異常で制御の働かない人がいたらどうなるのか?

 

そんな状況を描いた映画を観た。

 

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2022年 映画#154

『JOLT/ジョルト』(原題:Jolt)という2021年のアメリカ映画。日本で公開されたのは2022年の2月なので、比較的新しい作品。だからネタバレしないように気をつけよう。

 

主人公のリンディは子供のころから遺伝子の異常に悩んでいた。怒りを覚えると、衝動的暴力性を抑えることができない。まだ幼児なのに、自分のケーキを奪った男の子の腕をフォークで刺そうとしたほど。さまざまな治療を試したけれど効果がない。

 

リンディの暴力に耐えられない両親は娘を見放した。その暴力性を制御するため軍隊に収容したが、格闘技の訓練をしても技が身につくばかりで感情を抑制できない。結果として特殊部隊並みの技量を身に付けただけで、症状は変わらない。瞑想やヨガも挑戦するが、心をコントロールすることができなかった。

 

だから友人付き合いも無理。当然ながら恋人ができても、ちょっとしたことで相手に怪我をさせてしまう。だがマンチンという医師に出会い、感情制御用のベストを作ってもらった。手元にスイッチがあり、怒りを覚えそうになるとそれを押す。すると全身に電気ショックが発生して、怒りの発露を思いとどまる。

 

マンチン医師の勧めは、心から愛する人を作ることだと言われた。そうすれば心が安定するはず。それでデートをくり返すけれど、うまくいかない。ところがある日、ジャスティンという会計士と出会う。

 

ジャスティンは彼女の状況に驚くどころか、それを受け入れてくれた。さらにベストを外しても大丈夫だと言われ、リンディはベストなしのセックスを久しぶりに経験する。それで心が安定して、ジャスティンのおかげでベストなしの生活が送れそうだった。

 

ところがデートの約束をしていたジャスティンが、何者かによって殺害された。ようやく普通の生活ができると思ったのに、ジャスティンの死によってリンディは絶望する。そして彼女の怒りに火がついた。ジャスティンを殺した人間に復讐するしかない。リンディは自分の戦闘能力を解き放つという物語。

 

あり得ない設定なんだけれど、リンディを演じたケイト・ベッキンセイルの演技がいいので気にならない。ボクは30代前後の女優さんだと思って見ていたけれど、実は40代後半だった。いやぁ、まったくそんなふうに見えなかったなぁ。

 

予測はできるけれど、ラスト近くでどんでん返しがある。医師のマンチンを演じたスタンリー・トゥッチはさすがの存在感だった。キアヌ・リーブスが主演している『ジョン・ウィック』シリーズの女性版という雰囲気。とにかくリンディの活躍に最後まで興奮しながら楽しむことができた。

 

エンディング前に、なんとスーザン・サランドンが謎の人物として登場する。どうやら続編があるらしい。リンディは好きなキャラなので、ボクとしては是非とも続編を制作して欲しいと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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