モルドールの建国が宣言された!
モルドールという国名を耳にするだけで、頭で地図が描けるというトールキンオタクのボク。映画の『ロード・オブ・ザ・リング』において、ホビットのフロドとサムが潜入して「ひとつの指輪」を葬ったモルドール国。
フロドたちがモルドールを滅ぼした何世紀も前に、この悪の王国は建設されている。今年に始まったドラマでは、ついにそのモルドールの建国宣言が出された。
2022年 映画#159
『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』(原題: The Lord of the Rings: The Rings of Power)シーズン1・エピソード7『目』という2022年の作品。
この新作ドラマは8話なので、ついにシーズン1のラスト前まで来てしまった。このブログを書いている時間には、最後のエピソード8が配信されているはず。もったいないのでボクは来週まで観ないけれど。
第6話ではついにオロドルイン山が噴火した。それはサウロンの復活を意味するけれど、まだ彼は姿を現していない。オーク軍に勝利したように見えたエルフのガラドリエルや人間のヌーメノール軍は、降り注ぐ火砕流に巻き込まれて多くが死傷。あっという間に戦闘不能の状態になってしまった。
負傷したヌーメノールの女王は遺憾ながらもヌーメノールに戻って再起を期すことに。軍を率いてきた写真のエレンディルも女王と共に撤退することになった。あまりに悲惨な状態を受けて、彼はガラドリエルを信じてここまで来たことを悔いている。まぁ、いずれ彼はサウロンと直接対決する運命なんだけどね。
南方国を占領したオークの尊父であるアダルは、オークたちに向かって宣言する。この国の名は「モルドールだ!」と。なんと悪魔の国の建国宣言をしたのはアダルだった。なかなか粋な演出。
ちなみにこのモルドールのすぐ隣がゴンドールという人間の国になる。もちろんそこの王は先ほどのエレンディル。そして息子のイシルドゥアがサウロンの指をエレンディルの剣で切り落として「ひとつの指輪」を奪い取る。この戦闘の場面は、ドラマのラストシーズンにおけるクライマックスになるんだろうと想像している。でもシーズン5まであるから、まだまだ先の話。
そして気になっていたのが、ホビットの先祖であるハーフットたちと行動を共にしていた謎の人物。隕石と共に落ちてきた男で、最初はハーフットたちに敬遠されていた。だけど狼を不思議な力で退散させたり、オークたちによって荒らされた森を復活させる能力を見せた。だけどその素晴らしさを知る前に、ハーフットたちはこの人物を追放してしまう。
おそらくこの謎人は魔法使い。つまりサルマンかガンダルフだと思われる。灰色の衣を着ているので、おそらく『灰色のガンダルフ』だと勝手に想像している。なぜならガンダルフとホビットの絆は深い。もしかしたらこの時期に信頼関係ができたのかな?
と勝手な想像をしているうちに、ついに次回はシーズン1のラスト。終わるのが悲しいけれど、シーズン2まで我慢するしかない。来週になってシーズン1を観終わったら、もう一度第1話から再見しようと思っている。
そうだ、最後まで読了できずに断念している『ロード・オブ・ザ・リング』の英語版に再トライしてみよう。それを読了するころには、シーズン2が始まるかもね。
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