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高羽そらさんインタビュー

やっと鎌倉殿の13人が登場

先月の末に今年の大掃除を終え、昨日は年に一度のマンションの排水管清掃をしてもらった。これで完全に大掃除が終わったという雰囲気で、かなり爽快な気分になれた。今日の神戸はまさにそんな気分を象徴するような秋晴れ。

 

さらに気分をアゲアゲにするために、最高のミュージックビデオをリンクしておこう。久しぶりとなったP!NKのニューシングル。彼女らしい軽快なポップスで、かつビデオがめちゃめちゃ楽しい。『Never Gonna Not Dance Again』というタイトル。このビデオを見て、さらに気分よくなろう!

 

 

 

さてNHKの大河ドラマはいよいよ終盤に近づいてきた。それに連動してある本を読んでいるけれど、ようやく『鎌倉殿の13人』が勢揃いする場面までやってきた。

 

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2022年 読書#103

『現代語訳 吾妻鏡6 富士の巻狩』五味文彦・本郷和人 編という著作。鎌倉幕府の公式歴史書である『吾妻鏡』を通読中。前回は源頼朝が征夷大将軍になる時代までやってきた。ドラマではとっくも昔に過ぎた場面。

 

今回は建久4年(1193年)〜正治2年(1200年)までの日記が掲載されている。これまで2年くらいで1冊にまとめられていたのに、なんとこの第6弾は一気に7年もの時間が過ぎている。その大きな理由は頼朝が死んだこと

 

建久7年から建久10年正月までの『吾妻鏡』は現在に伝わっていないそう。いくつか写本があるらしいが、どの写本にもこの時代の部分が抜け落ちている。その理由として考えられるのは建久9年の12月に頼朝が死んでいるから。

 

歴史学者たちの見解は分かれているそう。頼朝は落馬したことが原因で亡くなった。これはドラマでも描かれている。病気だったということが死因とされているものの、『吾妻鏡』が現存していないことで暗殺説もあるそう。

 

ただこの本の編集者たちの意見では、病死による混乱で記録が残せなかったのではとのこと。真実はわからないけれど、鎌倉幕府が大混乱だったのは事実だろう。ボクとしては頼朝の歯痛が気になった。

 

建久4年から建久6年にかけて、頼朝は何度も歯の病気で祈祷を受けたり、薬を処方されている。『吾妻鏡』にわざわざ記されるほどだから、よほどの痛みだったのだと思う。もしかしたら歯周病からの誤嚥で、肺炎にかかっていたのかも。それほど歯周病菌は怖い。現在歯科医の追院中のボクとしては、この説に一票を投じたいと思うwww

 

ただ頼朝の晩年には大きな事件があった。富士の巻狩のタイトルでわかるように、曽我兄弟の仇討ち。この刃傷沙汰によって、結果として頼朝の弟である源範頼が流罪になっている。ドラマでは暗殺されているが、おそらく最終的には誅殺されたのだろう。頼朝の闇が見えてきた時代だった。

 

そして頼朝の死後、二代将軍の頼家が登場。そして頼家に政治参加させないため、ついに鎌倉殿13人の名前が『吾妻鏡』にも登場した。現在のドラマの展開を思えば、とても切なくて悲しい。

 

まだ元気な畠山重忠、そして先週のドラマで北条義時に殺された和田義盛。もちろん比企能員もまだ健在。13人が少しずつ欠けていくと同時に、義時の闇落ちが明確になってくる。今回の『吾妻鏡』におけるクライマックスは、梶原景時の追放と誅殺だろう。どうしても中村獅童さんの顔が浮かんでしまう。

 

そして次回は比企の乱となるはず。いよいよ『吾妻鏡』も本格的なダークサイドに入ってきたよなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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