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高羽そらさんインタビュー

スパムを使ったカモの見つけ方

たまに明らかなスパムメールや、ショートメッセージが届くことがある。その多くがヘンテコな文章。外国人が翻訳アプリを使ったと思われるような文章で、こんなスパムに騙される人っている? と本気で思ってしまう。

 

ボクの想像どおり、翻訳アプリを使ったものもあるだろう。だけどスパムメールの文章が変なのは、それだけが理由じゃないらしい。

 

詐欺師はスパムメールにわざと誤字脱字を入れることでカモを選別している

 

リンク先の記事を読んで、なるほどなぁと感心した。腕のいい詐欺師は、あえてスパムメールに誤字脱字、あるいは意味の通らない文章を入れているらしい。リンク先にも例として出されていたのは、「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」ような文章。どう考えても笑うしかないwww

 

でもここがポイントらしい。詐欺師に騙されやすい人は、まず注意力が乏しい。さらに文章の読解力が足りない。文章をじっくりと読んで理解する習慣がない人だと、ザッと見て注意を引くことだけに反応してしまう。つまり詐欺師は確実にカモれそうな人間を選別するために、あえて変な文章を作成しているらしい。

 

ボクが20代の終わりころ、学習塾の飛び込み営業の仕事をしたことがある。子供のいそうな家々を回って、保護者にプレゼンをするという仕事。鋼のメンタルでないと続けられないようなキツい仕事で、強烈な拒否反応に耐えられる人間でないと無理。ボクは1年で挫折してしまった。

 

とにかく上司に言われたのは、数をこなせということ。99パーセントに拒否されても、1パーセントの顧客に必ず出会える。それを地道に続けていくことしか成績を上げる方法はないということ。たしかにこれが営業の基本だと思う。

 

ただし闇雲に営業をかけても、効率が悪いとこちらの精神が持たない。無駄な時間を極力排除しないと、モチベーションを維持していくのは難しいと思う。詐欺師もそれは同じで、まずは数多くのスパムメールを送りつけることが基本だろう。

 

でもそれだと効率が悪い。だから少しでもカモれる人間を選別するため、あえて文章に誤字脱字等を入れているらしい。つまり反応があった人物は、かなりの確率の高さで詐欺師の獲物にすることができるから。う〜ん、なかなか賢いよね。

 

要するに読書は身を守るということ。現在の20代や30代に比べて、子供たちの読書率は大きく上昇しているという記事を見たことがある。教育方針として読書体験の充実が意図されているからだそう。でも成人して社会人になると、やはり読書量は大幅に落ちていくらしい。

 

だから読解力が落ちてくると、普通なら怪しいと感じるスパムメールに騙されてしまうかもしれない。詐欺師に騙されないためにも、日頃から読解力を鍛えておくことは必要なんだと思う。とても興味深い記事だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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