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高羽そらさんインタビュー

前に進むという強い想い

今日は金曜日ということで、洋楽新譜のリリースが多い日。今日の27日に待っていたのはこのアルバム。

 

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エイバ・マックスのセカンドアルバムとなる『Diamonds & Dancefloors』という作品。デビューしてから応援しているミュージシャンで、1枚目のアルバムは数えきれないほど聴いた。最初のシングルでいきなり全米1位となり、その後もスマッシュヒットを飛ばしている。

 

すでに数曲がシングルリリースされていたけれど、他の曲は初めてなのでワクワクしながら聴いた。全体として前作の路線を踏襲している雰囲気。勢いがあるのでそのままでいいと思う。いつかグラミー賞の授賞式で彼女の姿が見られることを願って応援したいと思う。

 

今日はサム・スミスのニューアルバムもリリースされているので、こちらも近いうちに聴き込むつもり。彼も新曲がずっとベスト10に残っているので、他の曲を聴くのが楽しみで仕方ない。

 

さて、先日クリント・イーストウッド、そして私生活で彼と一時期同棲していたソンドラ・ロックの共演作を観た。クリント・イーストウッドは彼女を気に入って、他の自分の監督作品にいくつか起用している。ということでこの二人の共演となる別の作品を観た。

 

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2023年 映画#16

『ブロンコ・ビリー』(原題:Bronco Billy)という1980年のアメリカ映画。前回観たのは『ガントレット』という犯罪もの。今回のクリント・イーストウッドは、旅回りの一座を率いるリーダーの役。ボクとしてはこちらの作品のほうが好み。

 

これで2度目たけれど、ソンドラ・ロックという女優さんは本当にキュート。スタイルも抜群で、いつまでも見ていたくなる魅力がある。2018年に74歳で亡くなっている。そう思うとこの映画の彼女は若い。存命しているクリント・イーストウッドが92歳だから、二人とも若かったはずだよね。

 

ソンドラ・ロック演じるアントワネットは大富豪の娘。だけと9歳で父を亡くし、財産しか狙っていない継母と暮らしていた。彼女が30歳になるまでに結婚しないと財産を相続できない。それで好きでもない男と結婚する。それがトラブルの始まり。

 

その男はわがままな彼女に耐えられなくなって、彼女の荷物や財布を盗んで逃げ出した。電話賃さえないアントワネット。そのとき、たまたま興業に来ていたビリーに助けてもらう。ちょうど助手の女性を探していたビリー。それでショーを手伝うことを条件で金を貸した。

 

ところが継母の弁護士がアントワネットの財産を横取りするため、逃げた夫に殺されたことにした。夫を買収して殺人を自供させてしまう。死んだことになったアントワネットは身動きが取れず、ビリーの一座に同行するという展開。

 

最終的にはハッピーエンドになるけれど、この映画の見どころはアントワネットの変化。お金はあったけれど辛い環境で育った彼女は、他人を信じられず心を閉ざしている。そんな自分を変えようとしない。

 

だけど一座のメンバーと触れ合うことで、そしてビリーの愛情を受けることで彼女は変わっていく。その一座には元犯罪者、ベトナム戦争を拒否した脱走兵などがいた。ビリー自身も浮気をした妻の殺人未遂で服役していて、刑務所で一座のメンバーと知り合っている。つまりワケアリ人間ばかり。

 

興行しているショーは投げ縄や早撃ちを見せるウェスタンのショー。ところが誰もそんな経験がない。西部一の早撃ちとされるビリーでさえ、ニューヨークの出身で靴のセールスを30歳までやっていた。だけどこの一座のメンバーは、自分の過去から前に進もうという強い想いを持つことで結束していた。

 

そんな彼らと関係を築くことで、アントワネットも新しい自分になることを受け入れる。ラストではFBIの関与で自宅に戻されたアントワネットが、ビリーと離れる辛さに耐えきれずに自殺をしようとする。とのときメンバーの女性から居場所の連絡があった。ビリーがあなたを待っていると。

 

彼女は自殺をやめ、ビリーの元へ向かう。そしてラストシーンは、ビリーの助手として再びショーの舞台に立つ彼女の姿で終わる。古い映画だけれど、最初から最後まで楽しみながら心が暖かくなる素敵な作品だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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