ワクワクの源はノリの良さ
ボクが20代のころ、チャネリングブームというものがあった。その代表的な存在がバシャールという宇宙人。ダリル・アンカという人がチャネラーで、ボクは何度かセミナーに参加したことがある。
そのバシャールの口癖が、「ワクワクすることをやりなさい」というもの。シンプルなメッセージだけれど、これは割と真理を突いていると思う。ワクワクという感覚は主観的要素が強い。だから人がどう思おうと、自分の好きなことをやればいいということ。
そんなワクワクの源泉として、ボクはノリの良さをいつも意識している。曖昧な言葉だけれど、ノリの良さというのは不思議なパワーを持っている。その波に乗るだけで、力強いパワーの恩恵を受けることができるような気がする。
今のボクがノリの良さで気に入っているのが、P!nkのニューアルバム。
『TRUSTFALL』というタイトルで2月17日にリリースされたばかり。ミュージシャンとして、そして母親としても円熟した魅力が楽曲から感じられる。彼女の張りのある声とノリの良い音楽は、自然とワクワク感を呼び覚ましてくれる。
ちょっと最近疲れてるなぁ、と感じる人にこのアルバムはオススメかも。今日も買い物の帰り道に聴きながら帰ってきたとき、神戸の急な登り坂をリズムに乗って軽々と歩くことができた。実際にライブで聴いたら、充電マックスでライブ会場から出てこれそうな気がするなぁ。
さて、同じくノリの良さで楽しめる映画を観た、
2023年 映画#32
『スカイライン -征服-』(原題:Skyline)という2010年のアメリカ映画。なんとなくB級映画の匂いがしていたので、ついつい見逃していた作品。たまたま続編があるのを知って、どうせなら1作目から観ようと思ってチョイスした。
知っている俳優さんはいないし、ストーリーもかなりアバウト。主人公はジャロッドというニューヨークの人間で、恋人のエレインを連れてロサンゼルスまでやってきた。親友であるテリーの誕生日パーティー。テリーはかなりのセレブで、その日は彼のペントハウスに泊まることになった。
そんな日の明け方、いきなり宇宙人が襲いかかってくる。不思議な光を見た人間は心を乗っ取られ、宇宙船に吸い込まれていく。街中の人間が大量に連れ去られていくなか、主人公たちが必死で逃げるというだけの物語
これが意外に面白かった。それはノリが良いからだと思う。CGが素晴らしかったのと、有機体なのかロボットなのかわからない宇宙人がユニーク。とにかく勢いのままに展開していく作品なので、最後まで必死になって観てしまった。最終的にはジャロッドもエレインも宇宙人に捕らわれてしまう。
宇宙人の目的は人間の脳。頭を引きちぎって脳を取り出す。そして宇宙人の肉体に移植していく。大量の人間を吸い込んでいたのは、それが目的だったらしい。ただ宇宙人の正体も、これから地球をどうするつもりなのかもわからない。
でもよく考えたら、それが普通だと思う。もし宇宙人が地球を侵略するとしたら、わざわざ理由を説明しないだろう。いきなり襲いかかってくるはず。だとしたら、ある意味リアリティの高い作品なのかもしれない。意外と面白かったので、続編も観ようと思っている。やっぱりノリの良さは大切だよね。
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