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高羽そらさんインタビュー

目には目を、クリックにはクリックを

Z世代の人たちにとって、ネットは物心ついた頃から普通にあるもの。だけどボクたちの世代はネットがない時代を経験しているので、その過程で起きた様々なトラブルを記憶している。

 

過去のトラブルで多かったのは、サービスの解約に多大な手間がかかるというもの。会員登録をするのは簡単なのに、退会しようと思うとその場所をサイトで探すのに右往左往するのは普通だった。10年ほど前のFacebookなんて、解約の箇所を探すのに時間がかかってブチ切れそうになったことがある。

 

そんなユーザーの怒りの声を反映してか、大手のサイトに関しては退会処理がわかりやすくなってきたように思う。ただサブスクがネット収入のメインとなったことで、再び解約に関する不満の声が起きているそう。企業としてはサブスクほど美味しいものはない。利用の有無に関わらず定額の収入を見込めるから。

 

そこでアメリカの公的機関が動き出した。どうやら『目には目を。歯には歯を』という戦略らしい。

 

「解約は申込と同じくらい簡単にすべき」としてクリック一発でサブスク解約できる「Click to Cancel」の義務化をFTCが目指している、解約を複雑にする企業には罰則も

 

タイトルだけで内容がわかってしまう記事。新たな動きを見せているのは連邦取引委員会(FTC)。サブスク解約の簡略化を義務化する条項が提案された。ざっと読んで好感を持ったのは、企業の手続方法に対応しているという部分。

 

サブスクの入会にかかる手間を、解約と同じにするという規則。入会するのに3段階の過程が必要なら、解約も3段階の手間で可能となることが求められる。だからワンクリックで入会できるサブスクなら、ワンクリックで解約できるようにしなくてはいけない。これは公平でいいと思う。

 

具体的には3つの項目があげられている。

 

・シンプルな解約方法

 

これは先ほど書いた『目には目を』の方式。入会と解約の手間を等しくするというもの。

 

・サービスの追加をする前に尋ねる

 

ユーザが解約を決めた場合、企業としてはサービスの追加や変更を提案することが認められる。要するに条件を良くするから、解約しないでと頼むことは可能。だけどユーザーがその提案を聞きたくないと答えた場合、すぐ解約に応じなければいけない。

 

・リマインダーと確認

 

サブスク企業は、契約の自動更新前に毎年リマインダーを提供することが義務付けられる。これはすでにAmazonやAppleではやっていること。自動更新するかどうかをユーザーに尋ねるのは当然だと思う。

 

この提案が施行されたなら、民事罰を伴うとのこと。つまり違反した企業には罰金が課せられる。そしてその罰金は被害を受けたユーザーに返金されるそう。これはアメリカでのことだけれど、日本も後追いするだろう。今やネットに国境はないからね。消費者としては有難いことだと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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