製作陣の自信を感じたラスト
昨日までの前もあがり、今日の神戸ははそこそこいい天気。せっかくなので買い物を兼ねて桜見物をしてきた。
神戸市灘区にある六甲教会の桜。毎日正午になると、この塔から美しい鐘の音が六甲の街を駆け巡る。開花して3日ほどだけれど、すでに見頃という雰囲気。
同じく六甲教会の正面玄関。ここもなかなか綺麗だった。クリスチャンじゃないけれど、神戸に引っ越してきた15年前のクリスマスに、この教会へ妻と二人で行ったことがある。無料のコンサートがあったから。だけど帰り際に寄付の申し入れがあったので、それ以来行っていないなぁwww
神戸はこれから1週間ほどが桜の見頃になると思う。今年も灘区から出ないだろうと思うけれど、歩ける範囲でお花見を楽しもうと思っている。
さて、追いかけているドラマのシーズン1がついに最終回を迎えた。最後の最後まで、ハラハラドキドキさせられるドラマだった。
2023年 映画#52
『トム・クランシー/ CIA分析官 ジャック・ライアン』(原題:Tom Clancy’s Jack Ryan)・シーズン1:エピソード8『すべてアラーの思し召し』という2018年のアメリカドラマ。前作の感想については『入国審査フリーの生物兵器』という記事に書いているので参照を。
前回はテロリストのスレイマンによって、エボラ出血熱のウィルスが持ち込まれた。スレイマンのアジトに人質となっていた国境なき医師団の医師たちがウイルスに感染させられ、わざと救出させることでウイルスをアメリカ国内に持ちこむのが目的。医師には大統領の親友がいたので大統領も隔離措置が取られた。
ところがスレイマンは姿を消した。ジャックたちは途方に暮れるが、いどころがつかめない。ただジャックは、どうしても気になっていた。スレイマンの計画にしては、エボラウイルスによるテロが小規模だったから。
やがてその不安が恐怖へと変わる。スレイマンの本当の目的は放射性物質によるテロで、アメリカ大統領の暗殺を狙ったものだった。放射性物質はすでにアメリカ国内に持ち込まれている。偽造パスポートで入国したスレイマンは、自らの手で大統領に鉄槌を下そうとしていた。
まずは爆弾でテロを起こした。それは大統領が隔離されている病院がある地域。大勢の死傷者がその病院へと運ばれる。救急隊に扮したスレイマンたちは、あらかじめ用意した死体に放射性物質を撒き散らす爆弾を詰めて病院に潜入。そして病院の換気ダクトで放射性物質をばら撒くというテロだった。
直前にそのことを察したジャックによって反抗を阻止。そして逃亡するスレイマンをジャックが射殺する。さらにスレイマンの妻と約束していた息子を保護したことで、ジャックはようやくこの事件から解放される。ラストではジャックが昇進するという場面でシーズン1が終了する。
いやぁ、本当に面白いドラマだった。すでにシーズン3が配信中なので、人気作品だったことがよくわかる。調べてみると、このシーズン1の配信中にシーズン2の撮影が決まったらしい。つまり反響が良かったので、続編が期待されていたということ。
それを知ってシーズン1のラストに納得した。通常のドラマでは、シーズンの終わりはクリフハンガーとなることが多い。主人公に危機が迫ったところで終わる。だから視聴者は次のシーズンを心待ちにする。
だけどこのドラマはシーズン2への自信があったんだろう。こんなハッピーエンドで終わるなんて、製作陣の余裕だと感じた。ということで次からはシーズン2に突入する。再びジョン・クラシンスキーのジャック・ライアンに会えるのが楽しみで仕方ない。
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