コラボの魅力あれこれ
昨今の洋楽で楽しいのは、気の合ったミュージシャンたちのコラボ。発表された曲から交友関係や相性の良さが見えて、コラボによって新しいミュージシャンとの出会いもある。
ボクが応援している19歳のシンガーソングライターにローレン・スペンサー・スミスがいる。同じく注目しているアーティストにゲイルがいる。なんとこの二人にエム・バイホルドを加えた3人のコラボ曲がリリースされた。二人のTikTokで発表が近いのを知っていたので楽しみにしていた。
曲のタイトルは『Fantasy』で、音源のリリースと同じくしてミュージックビデオも公開されている。これからますます活躍しそうな若手3人のコラボからは、未来へ向けた強いポテンシャルを感じた。素敵な曲なのでリンクしておこう。
さて、ドラマでのコラボも楽しい。ただこのコラボには少し影が覆ってきた。実はそれもコラボの魅力だと言える。
2023年 映画#64
『トム・クランシー/ CIA分析官 ジャック・ライアン』(原題:Tom Clancy’s Jack Ryan)・シーズン2:エピソード3『オリノコ川』という2019年のアメリカドラマ。前回までの感想については『謎が多いドラマの楽しみ方』という記事に書いているの参照を。
今回から本格的に登場してきたのは写真の二人。白人はシーズン1では脇役だったCIA工作員のマティスで、今回は活躍場面が多そう。黒人は元海軍特殊部隊のマーカス。この二人と特殊部隊の兵士がアメリカからベネズエラに密入国してきた。目的はジャックに協力して、ロシアから密輸された兵器を見つけるため。
この二人のコラボもいい雰囲気だけれど、やはりメインはジャックと元上司のグリーア。シーズン1では二人で中東のテロリストを追い詰めた。今回は上司と部下ではないけれど、結果としてコラボすることになって二人で捜査を進めている。
この二人の関係がドラマの見どころ。今回も倉庫に侵入したジャックが怪しいものを見つけるが、敵兵に見つかって退散。その際の敵の捕虜に対するグリーアの行動は、まだ現場に慣れていないジャックにはできない非情さだった。
ただこの名コンビのコラボに暗雲が。グリーアはシーズン2の最初から重い心臓病であることが視聴者に明かされている。だから少し走るだけで気を失いそうになる。シーズン2の後半に向けて、二人のコラボが解消する気配に満ちてきた。グリーアに死亡フラグが見え隠れてしているから。
でもまだドラマは導入部分的な雰囲気。ベネズエラ大統領が怪しいけれど、まだ謎が隠されている。さらに大統領選挙のライバルである女性のボナルデの存在も気になるところ。さて、どうなっていくのか楽しみだなぁ。
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