本当に好きな事はやめられない
晴天が続くゴールデンウィークだけど、今日もボクはひたすら仕事。パソコンのモニターばかりを見つめているので、目の遠近感の調節に苦労している。たまに外を見て目を休めているけれど、切り替えがなかなかうまくいかない。
こんなときの気分転換に必要なのは音楽。先日のブログで紹介したように、今日は昨年亡くなったオリビア・ニュートン=ジョンのニューアルバムがリリースされた。すでに2回聴いた。このアルバムに限って言えば、気分転換というより泣いてしまうので困った。
そんな音楽関連で、嬉しい出来事があった。ジェス・グリンというイギリスのシンガーソングライターがいる。ボクは彼女の曲と声が大好きで、常に最新作をチェックしてきた。ところが5年ほど前からプッツリとメディアへの登場が途絶えた。もちろん新曲のリリースもない。
何があったのかわからない。心配しつつも、世界の音楽シーンは動きを止めない。次から次に新しいミュージシャンが登場するし、ベテランたちも新曲をリリースする。さすがに音楽活動をやめてしまったのかな、と思って諦めていた。
ところが先月になって懐かしい顔がInstagram等でちらほら。気になって調べてみると、なんと5年ぶりにジェス・グリンが音楽活動を再開したとのこと。ユニバーサルミュージックで新しいサイトが立ち上がっていた。彼女の過去作品がオミットされているので、おそらくレーベルを移転したんだろう。
つまり心機一転ということで、4月28日にシングルがリリースされている。そのジャケットがこれ。
なかなかセクシーなジャケット。とにかくうれしかった。新曲は『Silly Me』というタイトル。いずれアルバムも出るだろうと思う。ということで彼女の復活を祝って、新曲をリンクしておこう。
何があったか知らないけれど、音楽をやめることができなかったんだと思う。本当に好きな事はやめられないと思う。一時的な休養は必要だけれど、時間が経てば歌いたくなるんだと思う。
ボクだって好きだから小説を書いている。何ヶ月もかけて書いた作品を、必死になって2万6000文字も削っている。もちろん投稿規定があるからだけれど、より良い作品にしたいという気持ちの方が強いから。書いては消し、書いては消しを繰り返している。好きだからできること。
いわゆる才能というものは、成し遂げようとしていることが本当に好きで、続けていけることを指すんだと思う。ジェス・グリンのこれからのさらなる活躍を期待している。
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