影が薄いスマホのプラウザ
23年前に初めて自宅用にパソコンを購入した。Windows98の時代で、ネット接続は今や姿を消したIEだった。現在はMacなので、プラウザはSafariを使用している。パソコンでネットを使うことにおいては、まだプラウザ経由が多い。アプリを使ってネットに接続しているのは、zoomかOutlook等のメールアプリくらい。
だけどスマートフォンになると圧倒的にアプリの比率が高い。TwitterやInstagram、FacebookやTikTok等のSNSはもちろんアプリ。銀行口座の確認やクレジットカードのチェックもアプリだし、天気予報、ニュース、ブログ、カレンダー、タクシー配車、電子書籍等も全てアプリ。
先日は少し面白いアプリを入れた。自宅で医師の診察や看護師のアドバイスを受けられるもの。往診も可能だし、薬も処方してもらえる。使うことはあまりなさそうだけれど、万が一の時には役立つかもしれない。
そう考えると、スマートフォンでSafari等のプラウザを使うことが圧倒的に減った。日によっては一度もSafariを使わないこともある。パソコンでブックマークしたサイトを、隙間時間にスマートフォンで読む程度。スマートフォンにおいてプラウザは、かなり影が薄い存在になりつつある。
そしてついに待っていたアプリが登場した。
OpenAIがとうとう「ChatGPT公式アプリ」をリリース
ようやく対話型AIのChatGPTのアプリがリリースされた。何かと便利なので、ボクは時々使っている。質問力を鍛えるのにも役立っていると思う。ところがアクセスがちょっと面倒だった。
プラウザでOpenAIのサイトにアクセスして、まずはアカウントを取らなくてはいけない。そして使用するたびに、プラウザ経由でログインする必要がある。このちょっとした手間が面倒だと思っていた。
でもアプリになれば使い勝手がかなり良くなるはず。パソコンで作業しながら、スマートフォンで調べ物ができる。課金するのは専門的な人だけだろうから、基本機能は無料で使える。
ただ残念なのは、まだ日本ではアプリが利用できない。今のところアメリカ限定。でも数週間以内に外国へ拡大するとのことなので、日本でもすぐに使えるようになるだろう。こうしてスマートフォンのアプリが増えていくんだろうなぁ。
こうなるとますますスマートフォンにおけるプラウザの影が薄くなる。つまりアプリ展開していないサービスは、ネット社会で勝負できないということ。それだけに開発者は大変だろう。そういえば今朝はInstagramアプリが不具合を起こしてるとのこと。今ごろ担当者は対応に追われているんだろうなぁ。
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