眠れない時やってはいけないこと
昼間に眠気を感じた時、ボクは得意技を使って解消する。以前にもブログで書いたけれど、15分だけ熟睡するという方法。横になって数分後には意識がないか、夢を見ている。そして10分から15分後にスッキリして仕事ができる。
この数分で寝入ってしまえる方法は、練習すれば誰でもできる。基本的には体外離脱を経験する時と同じ。具体的な方法を説明するには、ブログでは量的に難しい。メンタル面についてだけ触れておこう。
ボクは『眠り=死』だと考えている。完全に眠ると肉体を意識することがない。夢を見ない眠りだと、仕事のことや悩み事さえ意識していない。眠りと死の違いは、もう一度目が覚めるかどうかだけ。この図式からすれば『夢世界=死後世界』という考え方も可能。
だから数分で眠りに入る時、ボクは死を意識している。今まさに死のうとしているならば、悩み事や後悔をどうすることもできない。全て諦めるしかない。そんな感覚に自分の心を誘導できれば、ストンと眠りの世界に入ってしまう。肉体をリラックスさせながら、気持ちをこの状態に持っていく。すると眠りがいきなりやってくる。
眠りの世界は、物理的時間が存在しない場所。10分しか眠っていないのに、夢では数時間だと感じるような経験をしていることもある。眠りとは時間の存在しない世界に移行することであり、同じく死も時間のない世界に入ることなのかもしれない。
そんなボクでも、どうしても眠れない時がある。例えば小説のストーリーを考え始めた場合。眠る前にこれをやり出すと、思考を制御することができなくなる。出口が見えないループ状の世界に入ってしまうので、時間が経つばかりで眠れない。
そんな不眠状態の時、やってはいけないことがあるそう。
これは頷く人が多いだろうと思う。ボクもそう。眠れないと思って時間を確認すると、ますます焦って眠れなくなる。リンク先の記事はアメリカのインディアナ大学の研究チームが行った研究をまとめたもの。5000人近い不眠症の人を調査することで結果をまとめている。
『時刻を確認する」行動が不眠症を悪化させ、そのようにして頻繁に時間をチェックする人は睡眠薬の使用量も増える傾向にあった』とのこと。
その理由として、
『人々は十分な睡眠が取れていないことを心配し、眠りに落ちるまでにどれくらい時間がかかるか、そしていつ起きなければならないかを見積もり始めます。
こうした行動が入眠を促進することはなく、ストレスを増加させるため眠りにつくことを一層難しくします』
本当にそう。眠れない時に時間を確認してげっそりする。そしてさらに眠れなくなってしまう。つまり眠りと時間は相容れないものだということ。
最初に書いたように、眠りの世界は時間のない世界。だから時計を確認することは、意識を時間の世界に戻してしまう。物理的時間は現実世界にしか存在しないから、時計を見ると夢の世界から離れていくばかりなのだろう。今度眠れない時は、時計を見ないようにしよう。
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