タッチ決済の利用率が低い理由
ボクが経験してみたいと思っているのが「タッチ決済」。タッチ決済を使用できるVISAカードを所有しているし、当然ながらApple Payにも登録している。ところがボクの利用している場所に使用できる端末が置かれていない。
スーパーは主に3軒ほどをハシゴしているけれど、どの店舗もクレジットカードを差し込む端末だけ。通っているドラッグストアも同じくタッチ決済の端末を導入していない。ここ3年半は全く外食をしていないので、マクドナルド等のファストフード店にも行かない。
コンビニに行けば使えるんだけれど、これまた利用する機会がない。コンビニに行くのは1年に数回。自宅で使っている浄水器カートリッジの支払いをするときだけ。その商品は定期的に送られてくるので、次のカートリッジ交換を楽しみにしている。
そんなタッチ決済が、日本では思ったほど伸びていないそう。その理由について考察された記事を読んだ。
日本でタッチ決済が利用できるVISAカードは、今年の3月末の時点で発行枚数が1億枚に達しているそう。ところがタッチ決済の利用率は20%にとどまっている。海外では平均して60%の利用率なので、日本はこの点でかなり遅れをとっている。
ちなみに現在ヨーロッパやアメリカを旅行する際、Apple PayかGoogle Payを使えるスマートフォンがないとかなり面倒なことになるそう。飲食店だけでなく公共交通機関もタッチ決済が主流なので、現金だとまともに旅行できないとのこと。
日本で思ったように利用率が伸びない理由として、リンク先の記事ではSuica等の交通系ICカードや、PayPay等のQR決済が使われているからとのこと。ただ全体としては増加傾向にあって、コンビニでは2人に1人がタッチ決済という利用状況になっているそう。
それでも利用が伸びていないのは、まずボクが最初に書いたようにスーパーでも大手チェーンくらいしか端末を置いていないということがある。さらに利用を阻害する理由として、店員さんが端末の扱いに慣れていないことが指摘されていた。
新しい端末だと支払いの際に「クレジットカードで」と言えばタッチ決済が可能とのこと。だけど古い端末だと、「タッチ決済」であることを明確に意思表示する必要があるそう。店員さんが画面操作で「タッチ決済」の項目を選択しないといけないから。
こんなちょっとしたことで、面倒になって普通のカード払いになることが多いらしい。ボクも次にコンビニで浄水器のカートリッジ代を支払う時に注意しなくては。滅多にコンビニへ行かないから、せっかくのチャンスを逃したくないからね。ちょっと大袈裟すぎるかなwww
ただ世界的な傾向としてはタッチ決済が主流となるのは確実とのこと。コロナ禍の規制がなくなって、海外からの観光客が増えてきた。彼らはタッチ決済が普通の感覚なので、日本で利用する人が増えるはず。そうなれば店員さんも扱いに慣れて普及するだろうと記事には書かれていた。
利用者が増えれば、端末を導入する店舗も増えるだろう。ボクが使っているスーパーも、スマートフォンだけで決済できるように早くなって欲しいものだ。
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