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高羽そらさんインタビュー

夢の録画が現実味を帯びてきた

新作小説の構想中なんだけれど、物語の構成上どうしても使いたいアイテムがある。

 

それは、夢を録画できる装置。

 

毎日見ている夢を録画できれば、その人の人生にとてつもないことが起きる予感がする。明晰夢だと詳細まで記憶できる。でも普通の夢だと会話の内容等を忘れていることが多い。それらの全てを録画できるとしたら、誰もが体験してみたいと思うのではないだろうか?

 

夢を録画できる装置を小説で使うなんて、あまりにも荒唐無稽。少し前なら誰もがそう思っただろう。でも現代社会においては、決して夢物語じゃない。

 

脳活動から「頭の中の光景」を動画にできるAIを開発!将来的に見た夢の映像化も!?

 

人間が見ている画像を、脳波を通じてAIが再現することは知っていた。まったく同じ画像ではないけれど、静止画ならば何を見ているかを脳波から再現できることが証明されている。

 

ところが夢を録画するためには、静止画ではなく動画として復元する必要がある。そんな不可能に思える研究が続けられていて、ついに脳内の光景を動画で再生できる技術が開発されたとのこと。

 

脳活動のデータから動画を再生するAIツールの開発に成功したのは、シンガポール国立大学(NUS)と香港中文大学(CUHK)の研究チーム。これがなかなかユニークな方法だった。

 

現像したフィルム時代の映画を知っている人なら、動画というのは連続する写真だと理解できるはず。このAIツールはその方法を応用したとのこと。

 

静止画に関しては、80パーセントの確率でデータの復元に成功している。だからそれを繋げていけば、動画も可能だということ。具体的には、被験者に映像サンプルを見てもらいながら「磁気共鳴機能画像法(fMRI)」を用いて、脳活動の動きをリアルタイムで記録する。

 

ここから得られる画像は、数秒に一度という間隔になるので映像としては質が悪い。そこでAIが登場する。滑らかな映像として復元するためには、「1秒間に30フレーム」というのが標準らしい。

 

だからfMRIで取得したデータを、AIを使うことでその隙間を埋めるようにさせた。前後のデータを比較することで、その間の動きを推測させるという方法。文章で言えば、行館を読むというもの。AIが得意そうな分野だよね。

 

リンク先の記事には、元の動画と復元された動画がアップされている。全く同じではないけれど、治験者がどのような動画を見ていたのか完全にわかる。このシステムを応用すれば、睡眠中の脳データを取得することで夢が録画できる可能性が出てきた。

 

実用化されるのはまだまだ先のことだろう。だけど完成する可能性はかなり高いので、小説に使っても大丈夫。さっそくこの装置を取り入れてみよう。楽しくなってたなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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