変化に抵抗はつきもの
人間は基本的に保守的な生き物。それは動物の本能だろう。現状をキープすることが安全だと信じているから、変化に抵抗を覚えてしまう。もちろんそうすることが正解の場合もあるだろう。でもその抵抗感を判断の指標にしていると、いつまでも現状を打破できない。
ということが我が家では6月になってからあることを改革した。それは現金主義からキャッシュレス化への移行。ネット等では当たり前のようにクレジットカードを使っているのに、日常の買い物では現金が中心だった。
だけど今年の4月に三井住友銀行のOliveを契約して、キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、そしてポイントカードを1枚にまとめた。1ヶ月半ほど使ってみて、これがなかなか使い勝手がいい。
我が家が通っているスーパーやドラッグストアでは、残念ながらタッチ決済に対応していない。でもとりあえずはカード決済でいいから、現金を使う場面を極力減らすことにした。今月になってまだ3日だけれど、すでに二度の買い物で現金を使っていない。
なんとなく現金が習慣になっていたから、ズルズルと使っていた。でもクレジットカードに変えてみるとすこぶる快適。当たり前だけれど、カードを端末に差し込むだけで決済ができる。現金だとセルフレジで精算をしなければいけない。それだけでも時間のロスを防げる。
さらに三井住友のカードは使って数分でメールが入ってくる。だからアプリを併用することで、使った金額の管理も完璧にできる。わずか3日で、すっかりキャッシュレス派になってしまった。今のところは現金が必要なのは、外出時に必ずお参りしている神社のお賽銭と、3ヶ月に1度通っているミューナの獣医さんくらいかな。通院している歯医者さんはカードを使えるのかな? 今月は定期検診があるので訊いておかなければ。
さて個人でも変化に抵抗感はあるけれど、それが国家レベルになるとさらに大変。既得権益者の抵抗が強烈なので、そう簡単に改革は進まない。そんな国家の変化をテーマにしているドラマを観た。
2023年 映画#80
『トム・クランシー/ CIA分析官 ジャック・ライアン』(原題:Tom Clancy’s Jack Ryan)・シーズン2:エピソード7『神と連邦』という2019年のアメリカドラマ。前回までの感想については『臨場感のある大使館閉鎖』という記事に書いているの参照を。
継続して観ているジャック・ライアンのドラマのシーズン2。いよいよラスト前になった。今回の事件の陰謀は、やはりベネズエラのレイエス大統領が黒幕だった。「ブルーゴールド」と呼ばれる鉱石の利権に関係していて、どうしても大統領に再選される必要があった。
そのためにアメリカの議員を殺し、対立候補を追い詰めた。ジャングルに密かに作った収容所には、そうした政治犯たちが大勢収容されていた。レイエスは世論調査で自分の当選が危ないとわかり、選挙を前倒しする。そして対立候補を軍が監視して動けないようにした。
ジャックは拉致された元上司のグーリアを助けるために収容所に向かうが、一歩遅くてすでに連れ去られた後だった。レイエスはアメリカに亡命しようとした側近を殺し、いよいよ本気で牙を剥き出した。ということで次回でシーズン2の最終回。来週が楽しみ。
シーズン2を見終わったら、今年に配信開始されている最新のシーズン3を観る予定。ジョン・クラシンスキーは、ボクの頭の中では完全にジャック・ライアンになってしまった。
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