今年もiPhone余命宣告の季節が来た
iPhoneは毎年9月に新製品が発表される。今年の9月に予定されているのはiPhone15。同時にiOSも毎年大きくアップデートされ、現在のiOS16に代わって9月にはiOS17がリリースされる。
そのiOSのアップデートに伴って、毎年今の時期になると新しいiOSの動作対象外となる機種が発表される。いわゆるiPhoneの余命宣告。
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アメリカ時間の6月5日、iOS17の詳細が発表された。その内容は置いておいて、気になるのは余命宣告を受けるiPhoneの機種。
今年の秋にiOSの動作対象外となるのはiPhone8とiPhoneXということ。これらの機種は9月になってもiOS17を使うことができない。iPhone8は最近の機種より一回り小さく、ホームボタンが残されている機種。だから現役で使っている人もかなり多いはず。いよいよ機種変更か、という気分だろうな。
そこでボクが2021年から使っているiPhone11の余命はいかに?
順当に行けば、2024年の秋にリリースされるiOS18では、iPhoneXSとiPhoneXRが動作対象外となるはず。iPhone11が動作対象外となるのはiOS19だと思われるので2025年の秋までは問題なく使えるだろう。
このiOS以外に、iPhoneには別の余命宣告がある。
『ビンテージ製品』:「Appleが販売店への供給を停止した日から5年以上7年未満の製品」
これに該当すると、修理を依頼しても『部品の在庫がある場合』に限定される。だから修理内容によっては扱ってもらえない場合も出てくる。iPhonec11は意外に長く販売されていて、2022年9月が供給停止。だから2027年までは修理を普通に受け付けてもらえる。
『オブソリート製品』:「Appleが販売店への供給を停止した日から7年以上が経過した製品」
この扱いは死亡宣告と同じ。Appleからいっさいのサポートを受けられないし、修理も拒否られてしまう。iPhone11の場合は2029年の9月以降に該当する。
ボクのiPhone11は来年の4月で機種代金の分割が終了する。だからそれ以降なら、気兼ねなく機種変更できる。とにかく最新のiOSは2025年までは使えるということ。
もし2025年を過ぎても、最新のiOSが使えないだけで、過去の例を見るとセキュリティ関連のアップデートは受けられる。おそらく『ビンテージ製品』となる2027年までは大丈夫だろう。
つまりiPhone11に関しては、2025年の今ごろに余命宣告が出される。その段階で機種変更を検討しても大丈夫だということ。そこから2年以内なら、どうにか使用することができる。ギリギリラインが2027年だと覚えておけばいいかな。
ということで来年の4月以降になったら、機種変更を見据えて色々チェックしていくことになる。問題はバッテリーの状態。バッテリーの交換費用が値上がりしているので、機種変更との天秤になってくるだろうと思う。まぁそれを考えるのも楽しいので、来年の春以降は新製品情報を集めることになりそう。
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