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高羽そらさんインタビュー

お葬式でやってはいけないこと

京都祇園の芸舞妓事務所で働いていた時、少なくとも月に1〜2度はお葬式に参列した。というか事務局として受付を担当していた。でもその職場を離れてから、お葬式に行くことがめっきり減った。

 

そんなお葬式でやってはいけないことがある。そう言われて思い出すのは『お葬式』という伊丹十三さんの映画。この映画で僧侶の読経の場面があった。正座をしていた参列者がお焼香で立ち上がった時、足が痺れてバタバタと倒れる。絶対に笑っていはいけない場所だけに、最高に面白いシーンだった。

 

別の話で耳にしたのは、僧侶の読経中に子供が騒いでいた例。あまりにうるさいので参列者の一人が、「おい、坊主、静かにしろ!」と注意した。その途端、僧侶がピタッと読経をやめたという笑い話。

 

笑えることならいいけれど、笑えないこともある。こんな恐ろしいことがあるのを知らなかった。

 

“ひつぎに顔を入れないで”CO2中毒で死亡事故 注意呼びかけ

 

見出しを読んで驚いた。まさか、こんな事故が起きていたなんて。

 

亡くなった方を棺に納めた時、保冷のためにドライアイスを入れる。特に夏場ならその量も多いだろう。棺が完全に閉じられるのは、告別式で関係者の方のお別れが済んでから。それゆえそれまではお通夜を含めて棺の蓋は開いている。

 

別れを惜しむあまり、亡くなった方に話しかける人も多いだろう。ところが棺の中は二酸化炭素で満ちている。リンク先の記事によると、10キロのドライアイスを入れて棺を閉じると、わずか20分で意識を失うとされる30%を超えたそう。そして4時間後には90%に達している。

 

件数は少ないものの、ここ数年で死亡事故が起きているらしい。故人との別れを惜しむあまり、自分まで命を落とすことになるなんて。だからリンク先の記事では、棺を置く場所の換気に注意して、決して一人きりにならないこと。さらに気分が悪くなったら、即座に棺から離れるように注意されている。

 

滅多に起きる事故ではないけれど、危険だということは知っておくべきだと思う。お葬式で死ぬなんて、洒落にならないからね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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