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高羽そらさんインタビュー

阪神優勝セールに阪急がクールな理由

先日の日曜日、大阪梅田の阪神百貨店では早朝からものすごい行列ができた。阪神タイガース優勝の限定グッズがタイガースショップで販売されるため。一時は最高で7時間待ちの行列になった。

 

ところがすぐ目の前にある阪急百貨店では何も行われていない。両百貨店はエイチ・ツー・オーリテイリングという経営母体が同じグループ。最近このグループに買収された関西スーパーでさえ阪神タイガース優勝セールを実施していた。

 

これは関東の人にすれば???だろうと思う。だけど関西人、あるいはプロ野球に詳しい中高年の人なら理解できるだろうと思う。

 

阪神優勝セールに沸く阪神百貨店、同じグループなのに阪急うめだが「セールなし」のワケ

 

リンク先の記事を読むと、本来はライバルだった阪神百貨店と阪急百貨店が同じグループになった理由がよくわかる。民間投資会社による敵対的買収を防ぐため、ライバルだった二つの百貨店が手を組むしかなかった。だけど本来は棲み分けできている店舗なので、うまくいく予測もあったんだと思う。

 

関西の人は感覚として理解できるはず。阪急百貨店はややセレブ的なお店で、阪神百貨店は庶民的な印象があるはず。だからお使い物としていい商品を書いたい時は、阪急百貨店の地下でお菓子を探す。

 

だけどリーズナブルな価格で食事を楽しみたい時は、阪神百貨店の食品街へ繰り出す。この感覚は関西の人ならわかるだろう。それゆえ阪神タイガースの優勝セールに関して、阪急百貨店はちょっと距離を置いているんだと思う。

 

ただ野球ファンとしてはそれだけが理由ではない気がする。なぜなら阪急は以前にプロ野球チームを持っていたから。

 

それは阪急ブレーブス。ボクの子供時代は、同級生で熱狂的なファンが大勢いた。タイガースの本拠地は兵庫県西宮市の甲子園。そして当時のブレーブスの本拠地は同じ西宮にあった西宮球場。阪急電車の今津線を使えば実質的に30分もかからない距離。

 

あの西宮球場の雰囲気を覚えている人は減っただろうなぁ。ボクはとても好きな球場で、何度かブレーブスの試合を観戦したことがある。その後阪急ブレーブスはオリックスに買収された。オリックスは神戸のグリーンスタジアム神戸を本拠地にしたことで西宮球場を離れた。

 

西宮球場をボクが最後に直接見たのは、阪神・淡路大震災があった1995年。まだ倒壊した民家の瓦礫が残っている時期に、ボンジョビが震災支援のコンサートをこの球場でやった。現在では西宮ガーデンズという大きなショッピングモールになっている。

 

ともかく阪急グループとしては、経営上の理由で阪神グループと手を組んだだけ。それゆえタイガースの優勝に関しては、どことなくクールな部分があるんだと思う。ちなみに阪急ブレーブスと近鉄バッファローズが統合して、現在のオリックスとなった。だからオリックスの優勝セールは近鉄百貨店が主流。

 

両チームが日本シリーズで戦って、関西の経済が盛り上がればいいなと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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