夢体脱日記#59
普段から明晰夢を見ているボクでも、睡眠不足や体調等によっては全く夢だと気がつかないことがある。どう考えてもおかしな状況なのに夢だと気づかない。今朝の夢はまさにそのいい例なのでシェアしておこうと思う。明晰夢でなくても、夢の記憶は普段の習慣でかなり明確に残すことができる。
全く知らない駅で列車に乗ろうとしていた。夢の中のボクはどこに行くのかわかっているらしい。ところが列車に乗ったとたん、いきなり視点が空中に変わった(この時点でも夢だと気づかない)
次の駅に視点が移動して、そこからもう一度列車に乗車しなければならない。ところが塀をよじ登り、駅舎の屋根を超えてホームに行かなくてはいけない。前にも同じことをこの駅でやった記憶がある。それでどうにか列車に乗った。
列車の中で、最近は姿を見なくなった芸能人の女性が話しかけてきた。会話の内容は記憶に残っていない。駅を降りて目的の場所に向かって納得。入り口にはその芸能人の事務所だと書かれている。中に入ると、その芸能人の女性が待っていた。
ふと気がつくとボクは裸で、その事務所で何らかの検査を受けることになった。ちょっとした簡単な手術をされたらしい。手術を終えて服を着ようと、ボクのバッグを取りに手術室へ入った。すると女性が手術を受けている最中で、苦しそうな声でうめいていた。痛そうな手術だなと思って目を背けた(やっぱり、この段階でも夢だと気がついていない)
おおよそこんな夢。とにかく夢が支離滅裂だということがよくわかる。そして普通に考えてあり得ない状況なのに、今朝のボクは全く夢だと気づいていない。だけど昨日に夢日記のコツでも書いたように、こんな夢でも感じた違和感を記録しておくべき。いつかその意味がわかるかもしれないから。
今朝の夢の場合だと、まずは『列車』だろう。旅立ち、移動を意味している。ただし簡単に移動できない。
次に『芸能人』に関して。あえて名前は書かないけれど、ボクはファンでも何でもない。かなり以前にワイドショーネタになって表舞台から消えてしまった人。でもその人物がボクにとっての『何か』を象徴しているのは事実。
最後に『手術』という項目。手術を拒否していないところから、ボクは自分の不具合を認知しているらしい。それを治すために手術が必要だと考えている。ただし手術に対する苦痛は、最後の女性がボクの深層心理を表現しているように思う。もちろんこれは肉体的な不具合ではない、メンタル面における再構成を意味しているんだと思う。
とまぁこんなふうに明晰夢でなくても、自分の夢からガイド等のメッセージのかけらを拾い出すことができる。そのためには夢日記をまめにつけることが大切になるということ。
さて、こんなリアルで不思議な体験ができる夢体脱は、誰でもやる気と根気があれば経験できます。興味のある方はこの本をぜひ!
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