今日は神戸への引っ越し記念日
時間が過ぎるのは早いもので、今日で京都から神戸へ引っ越して満15年になった。
そんな記念すべき今朝の風景。
自宅バルコニーから見た大阪湾。午前6時ちょっと前の写真。この時期はいつも夜明け前に起きているけれど、15年前はまだ暗いうちに京都を出発した。名神高速道路で西宮までやってきて、今のマンションに到着したのがこの写真の時間帯。
ボクも妻も京都生まれ京都育ちで、二人が出会ったのは祇園の芸舞妓事務所という京都を代表する場所。そんな京都で40年以上も過ごしたボクたちが神戸で暮らすなんて、結婚した当初は想像さえすることがなかった。こういうことを『地縁』というのだろう。
業者を使わずボクたちだけで引越しを決行。家具と家電は買い替えたので、当時に乗っていたフィットの後部座席を倒して荷物を運ぶことにした。引越し計画は2日間。初日に主な荷物を運び、家具や家電を今のマンションに配送してもらった。これで他人の出入りはない。
2日目のメインはミューナの引越し。猫にとって引っ越しは最大のストレス。だから絶対に他人が入らないような状況を整えてからミューナを神戸へ運んだ。毛布にくるんで妻が抱いてくれていたので、意外にもスヤスヤと眠ってくれていた。
でも新しい部屋に到着すると大変。赤ちゃんの頃から1年と5ヶ月過ごした場所を出て、全く未知の世界へと連れてこられたんだからね。ガタガタと後ろ足を震わせながらも、勇気を出して各部屋の点検をしていた姿が懐かしい。
それから15年も経ったから、今では偉そうに歩き回っているけれどね。17年と5ヶ月の人生(猫生?)のうち15年を神戸で過ごしたミューナは、完璧な神戸っ子だろう。ボクにとっても15年というのは最長記録。京都では引越しが多かったので、同じ場所に15年もいたことはなかったから。
ということで神戸での生活も16年目に突入。このまま今のマンションで暮らすか、別の場所へ移動するかどうかはわからない。少なくともミューナはこの家で生涯を過ごさせてやりたいと思っている。高齢なので引越しのストレスはかけたくないから。
もし引っ越すとしても、神戸を出ることはないだろうな。それほどこの街が気に入っている。海も山もあって、大都会の大阪へはJRで30分。そのうえ六甲おろしによって街を吹き抜ける風のおかげで、夏は快適に過ごせる。1年を通して1日の気温差も、京都に比べたら少ないので身体への負担も少ない。
しばらくはこのマンションでの3人の貴重な時間を、共に笑顔で過ごしていきたいと願っている。
<お知らせ>
最新刊の『夢体脱』が全国の書店、並びみAmazon等のECサイトで販売中です。2012年に出版した『夢で会える 体外離脱入門』は、非物質世界の存在に『会う』ことがメインテーマでした。
でも『夢体脱』ではその出会いをどのようにして実生活に活かしていくかをテーマにしています。旧作を読んだ方にも新しい洞察が得られる内容になっています。是非ともよろしくお願いします。
Amazonでは単行本と同時に、Kindleの電子書籍でも購入していただけます。こちらからどうぞ。
ハート出版さんのサイトでも『夢体脱』の概要をご覧いただけます。こちらからどうぞ。
ブログの更新はFacebookページとX、並びにThreadsで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする