『不死鳥の騎士団』のトリビア(下)
昨日の天気予報では大雨が予想されていた神戸。未明から激しい雨が降っていたけれど、思っていたより雨雲が南寄りに通過したらしい。午前中の早い段階で雨はあがり、大雨警報が出ることもなく通り過ぎてくれた。でも場所によってはかなりの大雨が降ったみたい。
いよいよ今週末は梅雨入りするだろう。しばらくは大雨の時期が続くので、この先に大きな被害が出ませんように。梅雨入り前から十分に暑い夏を感じているので、早く秋になってほしい気分なんだけれどね。
さて、久しぶりに原作を読み返している作品も終盤に近づいてきた。
2024年 読書#53
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』下巻 J.K.ローリング著という小説。上巻の感想については『『不死鳥の騎士団』のトリビア(上)』という記事に書いているので参照を。
今年になって映画作品を通して久しぶりに観たことで、原作も久しぶりに読み返している。いつも書いているけれど、本当に原作は面白い。ということで映画と違う部分で印象に残ったことだけを書いておこう。
・上巻でクィディッチをアンブリッジによって禁じられたハリー。そのハリーに代わってグリフィンドールのシーカーになったのはロンの妹のジニーだった。未来にはハリーの妻になる女性。そういえばハリーの初恋はレイブンクローのチョウ・チャンだったけれど、彼女もシーカーだった。ハリーはシーカーをやるよような女性が好きなのかもね。
・ハリーたちがダンブルドア軍団の訓練をしている際、秘密がバレたことを伝えにきたのは原作ではドビーだった。映画ではドビーの存在をスルーしているから、ネビルにするしかなかったのだろう。
・そのダンブルドア軍団の存在を密告したのは、アンブリッジに真実薬を飲まされたチョウだった。けれども原作ではチョウではなく、チョウの友人のマリエッタだった。ダンブルドアの機転で無事に切り抜けたけれど、ハリーは心のどこかでそのことを許せなかった。結果としてチョウとの恋愛が破綻したのはマリエッタのことが原因だった。
・チョウはハリーとハーマイオニーのことを誤解していて、ハーマイオニーに嫉妬していた。これもハリーと喧嘩をした理由だった。
・ハリーはヴォルデモートに騙されて魔法省の神秘部に予言玉を取りに行く。その理由はシリウスが捕まって殺されそうになっているという嘘の幻影を見せらられたから。その嘘を真実だと思わせるためにヴォルデモートに協力したのは、シリウスの実家のしもべ妖精であるクリーチャーだった。これは映画ではスルーされている。結局、シリウスを死に追いやったのはクリーチャーだったということになる。
・学年末になってハリーたちがホグワーツ特急で戻ってた時、駅では不死鳥の騎士団がハリーを迎えてくれた。マッドアイ、トンクス、ルーピン、そしてロンの父親のアーサーたちは、ハリーを迎えにきたバーノンを脅している。もしハリーを虐待したら絶対に許さないと宣言していた。これも原作だけの場面だったな。
ということで次は『ハリー・ポッターと謎のプリンス』だ。これまた原作を読むのが楽しみだなぁ。
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