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高羽そらさんインタビュー

ロシアの残虐性は昔も今も同じ

日本では東京都知事選挙の結果を受けての議論がネットを賑わせている。それぞれの陣営に言い分はあるだろうけれど、全体的に思うのは「日本は平和でよかったね」と言うこと。

 

同じ昨日、ウクライナのキーフではロシアによる大規模なミサイル攻撃があった。ミサイルの多くは撃墜されているけれど、数が多いので着弾は免れない。なかでも小児病院の被害は悲惨すぎる。いくつか記事を読んでいると、子供の手術の最中にミサイルが着弾したという悲劇もあったらしい。

 

キーウ全体として40人前後の人が亡くなり、まだ現在も救助活動が続いている。そんなミサイル攻撃があった昨日、偶然なんだけれど第二次世界大戦直前のウクライナで起きた悲劇の実話映画を観た。

 

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2024年 映画#118

『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』(原題:Mr. Jones)という2019年のポーランド・ウクライナ・イギリスの合作映画。

 

物語の主人公はガレス・ジョーンズと言うイギリスのジャーナリスト。まだ世に出たばかりのヒトラーにインタビューした経験があり、ヒトラーの危険性を世界に訴えていた。けれど誰も耳を貸さない。戦争前というのはこういうことが本当に起きる。

 

ガレスはヒトラーの暴走を止めるためには、革命が起きたばかりのソ連のスターリンを味方につけるべきだと考えた。だがどうしても気になることがある。スターリンのソ連は急速に軍備を進めていて、モスクワの経済も好調だと報道されている。そんなスターリンの資金源は?

 

そのことを突き止めたいガレスは、知り合いを頼ってモスクワ入りに成功する。友人の記者がある事実をつかんでいたから。ところがガレスがモスクワ入りして知らされたのはその友人の死。強盗に遭ったということだけれど、背中を銃で4発も撃たれている。どう考えても口封じだった。

 

ガレスは友人がウクライナに行こうとしていたことを知った。でも外国の記者はモスクワから出ることが禁じられていた。そこで違法な手段を使ってガレスはウクライナに入った。そこに待っていたのは地獄だった。

 

ガレスが体験したのは、現在では「ホロドモール」として知られているスターリン政権による計画的な飢餓。現在では人為的な大飢饉だったことが明らかとなっていて、ウクライナで数百万人の人が亡くなっている。子供たちは飢えて、死んだ家族の人肉を食べている状態だった。

 

この事実をガレスは世界に公表しようとした。ところがソ連政府から徹底的な妨害を受ける。モスクワに滞在していたイギリスの民間人がスパイ容疑で拘束された。解放する条件は、ガレスがイギリスに戻ってウクライナに飢饉がないと報道すること。

 

最終的にその段階でガレスの発表は完全に妄想として封殺される。失意の末にウェールズに戻ったガレスは、あるチャンスをつかんで一発逆転の勝負に出た。その結果、ウクライナの実態がようやく世界中に公表された。ソ連が嘘つき国家であることが証明されてしまった。

 

ガレスはその後も真実を求めた。結果として、彼は満州で暗殺されている。おそらくソ連のGRUあたりが動いたのだろう。悲惨な映画だったけれど、ボクが感じたのは現代のウクライナとの比較。

 

ロシアという国家は、現在でもウクライナを不当に侵攻している。そして大勢の命を奪っている。ソ連という国家は制度的に崩壊したけれど、ロシア政府の本質は何も変わっていないということ。もしこのままロシアの行動を世界が阻止できなければ、待っているのは第三次世界大戦だと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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