90年代って過去なんだなぁ(涙)
梅雨末期の活発な梅雨前線の影響で、九州では大雨になっている。神戸も昨日の予報では雨だったけれど、結局ほぼ降らずにすみそう。湿度は高いけれど、気温は低めで雨の降らない過ごしやすい連休だった。海水浴には寒そうだけれど。
それにしても昨日に起きたトランプ前大統領の暗殺未遂事件は衝撃的だった。情報が錯綜している部分はある。でもほんの少し銃弾がずれていたらトランプ氏が亡くなっていたのは間違いない。今年11月のアメリカ大統領選挙を含めて、世界史に残るような出来事だったと思う。
まさに時代の最前線の事件だけれど、今から30年もすれば過去の出来事として誰もが思い出すのだろう。そんなことを思ったのは、ある映画を観たから。90年代後半の映画。90年代なんて少し前の時代だと感じていたのに、映像でその時代のリアルな世界を見ると、90年代が遠い過去だと感じてショックだった。
2024年 映画#122
『F.L.E.D./フレッド』(原題:Fled)という1996年のアメリカ映画。この映画が公開された当時のボクは34歳。京都祇園の芸舞妓事務所に在職中で、結婚前の妻がボクの隣の机で働いていた時代。
それから30年近く経過しているのは自覚している。でもこの時代の記憶は明確で、それほど前のことだという感じはない。なのにこの映画を観ていると、この時代が遠い過去だと強く訴えてくる。やっぱそれだけ歳をとったんだんね。
まず主演のローレンス・フィッシュバーンが若い! 彼が『マトリックス』に出演するのは3年後。映画の登場人物はスマートフォンを持っていないし、警察関係者も特大の無線機のような携帯電話を使っている。アクションシーンの銃声も、昔ながらの「ドキューン!」という効果音。
そんな90年代の匂いがプンプンする作品だったけれど、なかなか面白いアクションコメディ作品だった。ローレンス・フィッシュバーンの隣にいるのはスティーブン・ボールドウィン。彼も若いよね。二人は刑務所から脱走した。彼が演じるドッジはハッカーで、裁判中のマフィアのボスを有罪にできる証拠を持っていた。
それでマフィアが手を回してドッジを脱走させ、証拠を奪い返して殺すつもりだった。それに巻き込まれたのが元警察官のパイパーで、ローレンス・フィッシュバーンが演じている。
ストーリーは割愛するけれど、なかなか良くできた内容だった。何よりコメディタッチで笑える。ローレンス・フィッシュバーンのコメディなんて珍しいよね。もちろんアクションシーンもたっぷり。日本では未公開だったのが不思議なほど面白い映画だった。
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