仲間を想う強さと弱さ
毎日書いているように、今年の神戸の夏は比較的過ごしやすい。今日は久しぶりに32度台を超えて33.7度という最高気温を記録。でも今年はまだ一度も35度以上の猛暑日になっていない。そのうえ快適な海風が吹き続けているので、扇風機を使うことなく連日眠れている。ただ湿度の高さには閉口するけれど。
でも今日の東京は午前中から35度を超えていたらしい。神戸も明日はかなり気温が上がりそうな予報。でも少しずつ身体を慣らしてきたので、どうにか暑い期間をやり過ごせるだろうと思っている。
さて、今週もハラハラするドラマを追いかけている。
2024年 映画#125
『ハンナ〜殺人兵器になった少女〜』(原題:Hanna)シーズン2・エピソード2『追跡』(The Trial)という2020年のアメリカドラマ。前回の感想については『次のステージへ進む女性たち』という記事に書いているので参照を。
シーズン1のラストで、ハンナは自分が胎児中に遺伝子を改造されたウトラックスに侵入して、同じ実験をされていたクララという訓練生を救い出した。実験の目的は完璧な殺人兵器となる女性たちを造ること。
ところがシーズン2の始りで、クララはCIAの組織に騙されて施設に連れ戻されてしまう。訓練生たちはすでに別の場所に移動していて、ハンナはクララがどこに収容されているかわからない。そんなハンナを助けてくれたのは、彼女の母を殺したマリッサだった。
これでマリッサがハンナの味方だと明らかになった。マリッサはCIAの組織にハンナが死んだと思わせたことで、彼女の黒い髪を写真のようにブロンドに染め、マリッサの恩師に彼女を預けて普通の暮らしをさせようとした。完璧に母親の立場になっている。
ところがハンナはクララを見捨てることができない。他の訓練生と違って洗脳が解けたクララは、まさに自分と同じ立場。そんな仲間を想う強さをハンナは持っているけれど、それは自分を追い込んでしまう弱さにもなってしまう。
マリッサの指示通りに暮らせば平和に生きていける。なのにハンナはクララが飲まされていた薬を製造している怪しい製薬会社を見つけ。その治験者になりすますことに成功する。そして製薬会社を守る兵士たちと格闘をした結果。クララがメドウズという場所に連れて行かれたことを知る。
そんなハンナを助けにきたのは、やはりマリッサだった。シーズン1で亡くなった父代わりのエリック。そしてシーズン2では、このマリッサがハンナの母代わりとなっていくのかな? ただマリッサはずば抜けて優秀なCIA工作員だけに、まだまだ本性が見えきれない。シーズン2もなかなかいい感じになってきたなぁ。
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