マザコンの理由が科学で解明?
我が家の近所に、ちょっと気になる家族がいる。大学を卒業する年齢の男性なんだけれど、どう見ても母親にベッタリ。ボクなんか高校生になると親の顔を見ているだけでも嫌で、結局は18歳で家を出てしまった。
そんなボクだから、その親子が不思議で仕方ない。詳しくは書かないけれど、わざわざブログで書いているということは、客観的に見てもやや普通じゃない雰囲気を感じているから。もしかしたらその男性は、30代や40代になっても母親と一緒にいるのでは? そんなことを本気で思ってしまう。
いわゆるマザコンと呼ばれているもの。恋人ができたりすれば変わるのかもしれないけれど、『ずっとあなたが好きだった』という昔のドラマにあったように、結婚しても冬彦さんのような人がいるのは事実。そんな普通じゃないマザコンの原因が脳科学で解明されるかもしれない。
リンク先の記事はアメリカのイエール大学の研究チームが発表した内容をまとめたもの。哺乳類の子供が母親に強い絆を感じる仕組みが解明された。
母親の乳で育つ哺乳類にとって、母親にシンパシーを感じないと生死に関わる。残念ながら父親は外敵から守ってくれても、乳を飲ませてくれない。(乳=父)ではないということwww
具体的には脳の視床にある不確帯ニューロンが、母親と一緒にいる時だけ活性化することがわかった。マウスでの実験だけれど、子供は匂い等で母親を認知しているらしい。父親が近づいてもそのニューロンは全く活性化しない。
そこで人為的にそのニューロンが活性化する薬物を投与すると、マウスは近くにいる存在に対して母親のように接した。母親に甘える子供の脳内では、そのニューロンの働きが大きく影響しているとのこと。動物の本能って上手くできているよね。
普通は成長に伴って、そのニューロンの役割が変化する。授乳や保護を必要としなくなることで、動物としての自立心が芽生えてくるからだろう。だけどもし、そのニューロンが子供のままで変化をしなければ?
イエール大学では、マザコンの原因がここにあるのではと考えているそう。成人してもそのニューロンが子供の頃と同じままだと、母親と離れることに不安を覚えてしまう。だから冬彦さんのような少し過激なマザコンは、このニューロンを治療することで改善する可能性があるのかもしれない。
そう思って我が家のミューナを観察してみた。彼が極端に甘えっ子なのは、去勢した時にそのニューロンの変化が停止しているのかも? だから88歳の爺さまになっても、子猫のように甘えてくるのかもしれない。でも猫の場合は、人間と違ってめちゃ可愛いからいいよなぁ。
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