計画的な大気汚染が必要かも
今朝は久しぶりの曇り空。これほど嬉しいことはない。
なぜなら我が家のリビングは東向きだから。真夏の朝は殺人的な直射日光が入ってくる。だからここ数日は遮光カーテンを開けることができなかった。薄暗い中で朝食を食べることになる。
でも今日の神戸はいい曇り空。涼しくはないけれど、カーテンと窓を全開にすることができる。実際に室温の上昇も抑えられるので、ミューナも快適そうにくつろいでいる。
先日の気象庁の発表によると、統計を開始した1897年以降の127年間で今年は最も暑い7月だったそう。これは日本に限らず、世界的な傾向として観測されている。こうした地球温暖化対策として、革新的な方法が提唱されている。それは今朝の神戸のように人為的な曇り空を作ること。
わざと空に「汚染物質」をまいて地球を強制冷却するという恐るべき計画を真剣に議論する時が来ていると気候学者
その方法を提唱しているのはシカゴ大学の気候学者。1991年に起きたフィリピンのピナトゥボ火山の噴火では、大量の二酸化硫黄が空中に飛散した。この影響で北半球の平均気温が0.5度下がったそう。この0.5度というのは数字以上に大きな影響を持つ。
大気汚染物質は人間の身体に悪影響を及ぼす可能性がある。けれども汚染物質によって、今朝の神戸の雲のように体感温度を下げることができる。最新の発表によると、ここ数年に海水温の上昇を招いたのは、海運業界の排ガス規制によるものだと発表された。空気が綺麗になったことで、気温の上昇を招くという皮肉なことになっている。
そこでシカゴ大学の研究者は、意図的に成層圏へ二酸化硫黄を散布する方法を提唱している。「太陽放射管理」と呼ばれる手法で、地球を冷却して気候変動の影響を相殺することが可能になるとのこと。この技術によって今後100年間の地球温暖化のペースを1度でも鈍化させることができれば、10年ごとに数百万人が熱中症で命を落とすのを防げると主張している。
二酸化硫黄による健康被害は、熱中症で亡くなる人の軽減に比べたらさほどの影響はないとのこと。もちろんこの主張に反論している学者もいるらしい。あえて汚染物質を放出するということに対して、やはり抵抗感を持つ人は多いのだろうと思う。
ただ世界的な気温上場の傾向を見ると、この学者が主張しているような思い切った方法が必要なのかもしれない。今の子供たちや、それ以降の世代のことを考えると、計画的な大気汚染を検討するべきだと感じた。まぁ、毎日暑いからそう思うのかも。冬になれば気持ちは変わるかもしれないけれどねwww
さて、今日も猛暑の中を歩くとするか。午前中の早いうちに出て、本格的に暑くなる前に帰ってこよう。
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