サブスクの未来は厳しい
ボクはApple Musicのヘビーユーザー。平均して1日に4時間くらいは利用していると思う。歩いている時、本を読んでいる時、仕事をしている時でもイヤホンを装着している。もはやApple Musicなしの生活など考えられない。
ところがApple Music等のサブスクサービスの入会者が鈍化しているとのこと。
Apple Music失速?世界最大手レーベルは売上30%の大幅減
リンク先のタイトルを見ていると、Apple Musicだけが売上を落としているように見える。でもそうではなく、SpotifyもAmazon Musicも同様に成長が落ちているとのこと。
音楽のサブスクサービスがこうなるのは予想できること。スタートした当初は誰もが初めての経験なのですぐに飛びつく。会員数も一気に増加するだろう。でもネット人口には限界がある。音楽好きの人が好みのサブスクに入会すれば、いずれ会員数があるレベルで落ち着くのは自明のこと。
子供たちが成長して入会するとしても、高齢者が亡くなることで離脱していく。そう考えたら、ある規模以上の大きな成長が望めるシステムではない。そうなってくると他者との差別化で、すでにサブスクを利用している人を引っ張り込むしかなくなる。
でもボクも含めて大勢の人が同意すると思うけれど、Apple MusicとSpotifyのどちらも加入している人は少数だと思う。どちらかに入っていれば、大抵の新譜はリリースと同時に聴くことができる。差別化するとすれば、人気アーティストの独占ライブ音源や動画程度だろう。
ボクはメインをApple Musicにして、Amazonはプライム会員なのでその範囲でAmazon Musicを聴くことがある。けれどもUnlimitedの課金はしていないので、かなり制限されている。通常の新譜は聴けないので、Amazonの音楽サブスクは週に1度利用するかどうかくらい。
これは動画のサブスクでも同じだと思う。映画ではNetflixが強い。新しい映画をサブスクで観るのならベストだと思う。けれどもボクはAmazonプライムの会員なので、Amazonプライムの映画しか観ない。それゆえ観たいけれど、Amazonでは配信されないので我慢している作品はいくつもある。
かといって複数のサブスクに加入しようとは思わない。だって1日中映画を観ているわけじゃないからね。そうなってくるとAmazonだけでいいかなぁと思ってしまう。もちろんAmazon限定の作品で感激することも多いけれど。例えば『ロード・オブ・ザ・リング』のドラマとかね。
要するにサブスクはある程度成熟したシステムなので、今後はどのジャンルも大幅な会員数の増加は見込めない。必然的に他社の顧客奪うために差別化を考慮するか、サブスク料金の値上げをするしかない。利用者にとってはありがたいサービスだけれど、サブスク企業の未来はそこそこ厳しいと思う。
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