美しい太刀筋に興奮した
数多の気象予報士が神戸の猛暑日を日々予想しているけれど、ここ4〜5日の神戸は猛暑日への抵抗を続けている。今日も昨日の予想では36度だったのに、午後4時前の最高気温は34.2度を記録している。このまま日暮まで耐えてくれ〜〜〜!
今朝も熱帯夜だったけれど、最低気温が26度台まで下がってくれたので快適な朝だった。湿度も低いので、扇風機をつけると肌寒く感じたほど。こうして少しずつでいいから、朝晩だけでも涼しくなってくれるといいな。
さて、夏の甲子園も始まって野球のシーズン真っ盛り。ボクは小学生の時に3つのスポーツを掛け持ちしていた。少年野球のチームに所属しつつ、剣道を習い、かつ水泳教室にも通っていた。でも球技と団体競技の才能が決定的に欠如していることを自覚して野球は離脱。
中学生になるまでは個人競技の剣道も水泳も続けていた。中学生になってクラブ活動を選ぶとき、水泳部か剣道部でかなり悩んだ。剣道の道場には親しい友人がいたので、学校は違ったけれど剣道を続けたい気持ちがあった。でもボクは夏の暑さを想像して水泳部を選んでしまった。剣道の防具は暑いからねぇwww
その後、中学校3年生の時、大阪・神戸・京都の代表が集まる「3都市大会」というスポーツ大会があった。その時の開催地は神戸で、ボクは京都代表の水泳選手として出場。開会式で神戸の王子公園陸上競技場で整列している時、剣道の京都代表として出場していた道場の友人とバッタリ遭遇した。
剣道に対して裏切った気持ちがあったけれど、その友人が水泳を応援してくれたので嬉しかった記憶がある。だからボクは今でも剣道が大好きで、時代劇の殺陣シーンは真剣に見入ってしまう。そんな素晴らしい殺陣を満喫できる時代劇映画を観た。
2024年 映画#136
『居眠り磐音』という2019年の日本映画。主演は写真の松坂桃李さんで、彼の殺陣シーンに興奮してしまった。二枚目が剣を握ると、太刀筋が本当に美しい。ボクが最も美しいと感じる太刀筋は、田村正和さんが演じた『眠狂四郎』の剣さばき。でもその田村さんに負けないくらい美しかった。
原作はなんと50巻以上もある大長編物語。この作品はその冒頭にあたる内容で、ストーリーは割愛するけれど、主人公の磐音というキャラが魅力的。国家老の陰謀に巻き込まれ、結果として竹馬の友を斬らなくてはいけなかった。そのために許嫁とも別れて脱藩するという設定。
松坂桃李さんが演じた磐音の親友を、柄本佑さんと杉野遥亮さんが演じていた。江戸で3人が修行している道場の道場主が佐々木蔵之介さん。だから柄本佑さんとのシーンを見ていると、『光る君へ』における紫式部との三角関係が脳裏に浮かんで笑ってしまった。杉野遥亮さんは、『どうする家康』で彼が演じた榊原康政に見えてしまったなぁ。
そして磐音が戦う悪役が、なんと柄本明さん。実直な親友を演じた柄本佑さんと、特殊メイクをしたお父さんの悪役を対比して見ているとめちゃ面白かった。素晴らしい俳優一家だよね。いずれ妻となるおこんを演じた木村文乃さんも良かったし、磐音の許嫁だったけれど、結果として吉原の花魁になった奈緒を演じた芳根京子さんも素敵だった。
原作が気になるけれど、51巻もあるので悩んでしまうなぁ。磐音というキャラが好きなので、気が向いたら読んでみよう。
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