『グリース』で英語の勉強
今日の神戸六甲は完全に平日モード。朝から通学する小学生の元気な声が聴こえていたし、自宅からすぐの私立女子中高も通常モードで授業をやっていた。そして夏休みを終えた神戸大学の学生たちも戻ってきたので、阪急電車六甲駅の付近は若い人たちの姿で活気に満ちていた。やっぱ学生の街はいいなぁ。
歩けばまだまだそれなりに暑い。買い物を終えて自宅に戻ってくると汗びっしょりなのは同じ。けれども汗のかきかたもマシだし、自宅に戻ってから汗がひくのも早くなった。酷暑の頃に比べたら、朝晩も涼しくなっている。そのうち彼岸花が咲く頃になると、すっかり秋を感じられるだろうと思う。
さて、Amazonプライムの新着映画をチェックしていると、めちゃ懐かしい作品のタイトルが目に入った。ということで久しぶりにその世界を堪能することにした。
2024年 映画#156
『グリース』(原題:Grease)という1978年のアメリカ映画。説明する必要のない有名なミュージカル映画。正確な数字は覚えていないけれど、おそらく最低でも20回以上は観ているはず。公開当時は映画館に2度も通ったほど好きな作品。
もちろん目的はオリビア・ニュートン=ジョン。何度も書いているけれど、ボクは彼女の大ファン。この時期には京都での来日公演にもステージから10列目くらいの席でオリビアの生歌を聴いた。だからこの映画はボクにとって宝物のような存在。
オリビアの映画としては『ザナドゥ』の方が好きだし、ジョン・トラボルタとの共演でいえば『セカンド・チャンス』という作品の2人の方が素敵。でもこの映画はオリビアの銀幕デビューという意味で忘れ難い作品だと思う。
セリフを覚えるくらい観ているので、そのまま鑑賞するのはもったいない。そこで日本語字幕を英語字幕に変えることで、英語の勉強を兼ねて観ることにした。本当は字幕なしでもストーリーはわかるけれど、やはりネイティブの英語を完璧に聞き取るほどリスニング能力は高くない。
でも英語字幕を参考にしながら観ていると、ほぼ完全にセリフを理解することができた。主演者たちは主演の2人を含めて高校生には見えないwww でもそれは遠い昔に受け入れているので、この作品では脳内で高校生に置き換えて観ている。
でも、でも。
やっぱり普通に観られなかった。
だって、若さが全身から溢れているオリビアを観ていると涙が止まらなかったから。彼女が亡くなったのは2年前の8月。でも今になってもこの映画のオリビアを観ていると、胸が苦しくなってくる。あぁ、もうオリビアは旅立ってしまったんだなぁ、という思いが何度も蘇ってきて久しぶりに寂しさを感じた。
晩年のオリビアは、それなりに年齢を感じる素敵さだった。でも若さというのは本当にすごいよね。この映画のオリビアもトラボルタも本当に若い。全身から発せられる「若さ」というエネルギーは、その時代にしかないもの。寂しいけれど、その彼女のエネルギーはこうして作品に残されている。映画っていいよね。
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