こんなクリス・パインもいい
先日にこのブログで書いたけれど、ネット注文したお米が今日の午後に届いた。注文して2時間後には売切れていた商品。東京では新米がスーパーに並んでいる写真をネットで見た。もしそれがフェイクでなければ、関西でもそのうち店頭にお米が並ぶだろう。
政府の発表でも、9月中にはお米の供給が落ち着くとのこと。我が家で次にお米が必要になるときは、いつも通りにスーパーで買うことができるはず。知らんけどwww
それにしても今回の米不足にはどうも不信感が拭えない。地震の影響で買い占めがあったのは事実だし、時期的にも新米に変わる時期で品薄だったのはわかる。だとしてもなぜここまでスーパーにお米が供給されないのだろう?
飲食店等でお米不足で困っているというニュースを見かけない。吉野家だって普通に営業している。なのにスーパーでこれほどのことになるのがどうも気になって仕方ない。陰謀論は肯定しないけれど、日本政府の食糧施策に関する方向性が大きく逸れているのではと勘ぐってしまう。大丈夫か、日本?
さて、ボクはクリス・パインという俳優が大好き。そんな彼が、ボクの知っているイメージと異なる役を演じていて面白かった。
2024年 映画#158
『ザ・コントラクター』(原題:The Contractor)という2022年のアメリカ映画。クリス・パインらしいアクション作品なのはこれまでと同じ。でもいつもならイケイケの雰囲気なんだけれど、この作品の彼はラスト近くまで煮え切れないキャラを演じていた。
クリス・パインが演じるのは陸軍の特殊部隊に所属するハーパー。だけど任務中に膝を負傷した彼は、少しでも早く治療するために軍で禁止されている薬物を使用してしまった。それがバレて名誉除隊。退職金も支給されず経済的に困窮してしまう。
妻と息子を食べさせなければいけない。そこでハーパーが選んだのは民間の準軍事組織。大統領からの命令を受けて極秘任務を遂行している。実績のあるハーパーは高給で雇われた。そして初めての任務でドイツに向かう。
目的は生物兵器を開発して過激派に売ろうとしている研究者を殺害してデータを奪うこと。任務は成功したかに見えたが、ドイツの警察が待ち構えていて銃撃戦になってしまう。怪我で動けなかったハーパーは軍隊時代に戦友だったマイクにデータを託し、1日遅れで隠れ場所のホテルに戻った。
ところが連絡を取ろうとすると、待ち伏せされて組織に命を狙われた。そして衝撃の事実を知る。盗んでデータは強烈な伝染病から人類を救うワクチンだった。黒幕がそのワクチンでボロ儲けするためにデータを盗ませたとわかった。それゆえ事情を知る幹部以外は、ハーパーも含めて殺される運命だった。
結果として生き延び、自分を騙した雇い主を殺すというストーリー。アクションシーンは迫力があって面白かったけれど、映画のストーリーとしてはまずまずという内容。ありがちな設定なので新鮮味に欠けていたと思う。
でもずっと怪我に悩み、経済的に困窮し、軍隊生活を諦め切れずにいるクリス・パインの演技が面白かった。こんな煮え切れないキャラを演じたクリス・パインもなかなかいいなと思った。
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