善も悪も能力を解放してきた
Xでポストしたように、今朝は自宅で妻と交互に散髪をしたので今日のブログはこれが最初。我が家のリビングは東向きなので、午前中の太陽が部屋に入ってきたかなり暑かった。最高気温は29度台で真夏日にはならなかったけれど、秋雨前線が南下しないと夏の空気がいつまでも残っている。
でも今夜から秋雨前線の雨が降り出すので、秋らしい気候になるだろう。それにしても散髪はなかなか重労働。女性の髪を切るのは慣れたけれど、やっぱり思っている以上に緊張しているらしい。午前中で今日のエネルギーを使い果たしてしまった。毎日髪を切っている美容師さんには尊敬しかない。
そんな散髪の疲れを癒してくれたのが、敬愛するJ・R・R・トールキンの小説をドラマ化した『ロード・オブ・ザ・リング』のドラマ版。今年の夏からシーズン2に突入したけれど、シーズン1よりさらにパワーアップしてすでに映画の世界観を凌駕している気がする。
2024年 映画#176
『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』(原題: The Lord of the Rings: The Rings of Power)シーズン2・エピソード2『見慣れぬ星座を眺める地』という2024年のドラマ。前回の感想については『サウロンがカッコええやん』という記事に書いているので参照を。
トールキンのこのシリーズで完全に小説家されているのは『ホビット』と『指輪物語』という2作だけ。これらはそれぞれ映画化されている。この2作品は物語の舞台である「中つ国」の第3紀にあたる。
フロドとサムが力の指輪を滅ぼしたことでサウロンが力をなくし、エルフ、ドワーフ、そして人間たちが協力してモルドール軍に勝利したことで第3紀は終わる。物語は存在しないけれど、第4紀が人間の支配する現代ということになる。
でもこのテレビドラマは、その前の第2紀の物語が描かれている。第1紀と第2紀に関して、トールキンは小説としての体裁で物語を残していない。神話のような語り口でいくつかの文章を残し、トールキンの没後に彼の息子が『シルマリルの物語』と題して出版している。もちろんはボクは全て読んでいる。
だからこの時期は自由度が高いので、第2紀に作られたサウロンの恐ろしい指輪がどのようにして作られ、それによって「中つ国」全体を巻き込んだ大戦争について、独自の展開でドラマ化されていくはず。だからシーズン5まで制作される予定とのこと。ファンのボクにすれば嬉しくて仕方ない。
さて、シーズン2はいよいよ善も悪も能力を解放してきた。善の代表としては魔法使いのガンダルフがいる。でも彼はまだ自分の名前も役割も思い出していない。イスタルという高貴な存在なんだけれど、「中つ国」に来たことで記憶を失っている。
ホビットの祖先であるハーフットの女性二人と「自分探しの」の旅をするガンダルフ。彼が探しているのは魔法使いの杖。この杖がないと能力を制御できないという設定になっている。それが先ほどの写真。
敵に襲われたことでガンダルフを魔法で嵐を起こす。杖らしき木の枝を見つけたから。ところがそれは魔法の杖ではないので、その嵐で敵は吹き飛ばされたけれど、ガンダルフが一緒に旅をしている二人のハーフットも吹き飛ばしてしまった。まだまだ知恵者のガンダルフが登場するのは先になりそう。
そして悪の代表はサウロン。彼はエルフの3つの指輪を作ることに関わった。自分が最終的に作る「ひとつの指輪」によってエルフを支配するため。次に求めるのはドワーフ用の7つの指輪、そして人間に渡す9通の指輪。これによって「中つ国」全体を支配するつもり。
エルフの指輪を作る時はハルブラントという人間に化けてエルフの鍛治であるケレブリンボールに接触した。でもガラドリエルにサウロンだと見抜かれたことで、今度はエルフに化けた。サウロンはアンナタール(物贈る君)と名乗って、ケレブリンボールを騙す。いやぁ、面白くなってきたぞ。
あかん、あかん、この物語について語り出すと文字数が多くなってしまうなぁwww
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