能力全開の女性は魅力的
今年の夏以降の洋楽でボクが最もハマっているのが、ブルーノ・マーズとレディー・ガガのコラボで『Die With A Smile』という曲。「もし世界の終わりが来たら君の隣にいたい。そしてただ君を抱きしめて笑って死にたい」という歌詞の素敵なラブソング。
すでにベテランと言っていいこの二人が全力を出し切っている楽曲で、このブログでも以前にミュージックビデオを紹介した。そしてつい先日、この曲のライブビデオがリリースされた。これがまたいい。あまりに素晴らしい演奏と歌に感動して涙をこらえきれなかった。リンクを貼っておこう。
ブルーノ・マーズも素晴らしいけれど、この曲を完璧にしているのはレディー・ガガのヴォーカル。彼女は『ジョーカー』の続編にも俳優として出演し、その関連でアルバムをリリースしている。そして彼女自身の最新アルバムもリリースされるという噂が流れている。
というのは久しぶりにシングル曲を発表したから。これこそがまさにレディー・ガガという曲で、なんとも言えないダークサイド感を放っている。ミュージックビデオが出るのを心待ちにしていたけれど、ようやく昨日になってリリースされた。これがマジで凄い!
曲は『Disease』というタイトル。これはもう見てもらうしかない。曲はもちろん素晴らしい。それに加えてこの映像はぶったまげるよ! 一人暗い部屋で見ていたので、ちょっと背筋が冷たくなってゾゾっとしたほど。マジでオススメ。
ここのところのレディー・ガガを見ていると、アーティストとしての能力を全開さぜているように思える。だから本当に魅力的でセクシー。女性が潜在的な能力を全開させることで、異性だけでなく同性も惹きつける魅力を放つんだと思う。まさにそのままを表現した映画を観た。
2024年 映画#193
『ハイ・ヒート その女諜報員』(原題:High Heat)という2023年のアメリカ映画。その魅力的な女性を演じているのが写真のオルガ・キュリレンコ。彼女の作品で印象に残っているのは『007慰めの報酬』と『オブリビオン』という映画。どちらもアクション系で、この作品でも存分に暴れている。
ちょっとB級映画っぽい匂いもあるけれど、ボクは最高に面白かった。オルガ・キュリレンコ演じるアナはロシア出身のオーナーシェフ。念願の店をオープンした初日で、予約客で大盛況になっていた。
ところが共同経営者の夫が浮かない顔をしている。夫はマフィアから多額の借金をしていた。返済が見込めないと判断したマフィアは、放火するのでその保険金で借金を払うように迫っていた。その期日が店のオープン日だった。
アナの夫はなんとか阻止しようとするが、マフィアは次々と殺し屋を送り込んできて店に火をつけようとした。翌日のソースを仕込んでいたアナは、最初の2人をあっという間に撃退してしまう。なぜなら彼女は元KGBの工作員だったから。
ということで何度も放火に失敗したマフィアは、ついに15人規模の特殊部隊を送り込んだ。果たしてアナは店を守ることができるのだろうか? 新しい映画なのでネタバレはここまで。どちらかと言えばアクションコメディで、本当に楽しい作品だった。オススメのキャラはアナのKGB時代の親友の女性。
オルガ・キュリレンコもすでに40代だけれど、いつ見ても魅力的な美人だよね。シェフであるアナが工作員としての能力を開放した場面が最高だった。次々と殺した死体をどうするのかというツッコミどころは置いておいて、とにかく笑えてスカッとする痛快な作品だった。
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