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高羽そらさんインタビュー

今朝、ボクと妻が決意したこと

今朝、朝食をとりながら妻と決意したことがある。その決意を確かなものとするため、ブログに残しておこうと思う。

 

決意したのはミューナに関すること。

 

ちょうど4年前の11月に慢性腎不全を発症したミューナ。1日置きに病院に通う日が続いたけれど、どうにか持ち直してくれた。一時は別れを覚悟したのに、どうにか体重は元に戻りこの4年間に新しい思い出を作ることができた。

 

でも今年の9月下旬からグッと食欲が落ちた。それから1ヶ月以上もそんな状態が続いている。獣医さんに診てもらったところ、腎臓に関してはギリギリで働いているということだった。でも先週に通院してから、さらに様子が思わしくない。

 

おそらく腎臓の機能が落ちただけではなく、18歳と5ヶ月という年齢から来るものだという気がする。人間にすれば90歳近い年齢だから、腎臓病がなくても寿命を迎える時期。病気と高齢の複合作用で身体の機能全体が落ちているんだと思う。

 

過去に猫を見送ったのは2度。その時の経験からして、ミューナに残された時間は少ないと思う。そこで妻と相談したのは、今後の治療をどうするかということ。

 

腎臓病は人間を含めて完治することはない。腎臓移植でもしない限り正常になることは望めない。猫に関して言えば、現状においては皮下点滴をして少しでも腎臓を働かせるしか方法がない。通院するのが大変なので、自宅で点滴をしている人も大勢いる。

 

ボクたちの決意は、点滴で無理に延命しないということ。通院によるミューナのストレスを考えると、点滴によるメリットをはるかにデメリットが上回ってしまう。かといって自宅で点滴をしても、命の終わりを数ヶ月伸ばせる程度だと思われる。

 

幸いなのは腎臓病には痛みがないということ。尿毒症でしんどいので食事はできない。でも痛みで辛い思いをすることがない。だからミューナの寿命に任せて自宅で過ごさせることに決めた。つまり点滴のために通院しないということ。

 

安楽死ということが頭をよぎったのは事実。苦しい時間を少なくするため、獣医さんに処置を頼むことはできる。でもミューナの気持ちになれば、大嫌いな診察室で最後を迎えるのは嫌がると思う。

 

16年暮らした安心できる今のマンションで、彼にとって唯一の家族であるボクと妻が見守って最後の時間を迎えさせてあげたい。だから通院の負担をかけず、ボクたちができる限りのことをすることにした。人間的に言えば尊厳死の選択ということなのだろう。

 

もしかしたら復活して、今年のクリスマスや来年のお正月を一緒に過ごせるかもしれない。だとしてもいずれ別れがやってくる。だからその時にボクたちが混乱してミューナを不安にさせないよう、今のうちから腹をくくっておくことにした。辛いけれど3人で頑張ろうね!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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