着実なサウロンの野望
近畿は木枯らし1号が吹いた。明け方から台風のような強い風が吹いて気温が下がっていたので、まさに立冬らしく冬の到来という雰囲気。といっても冬型の気候は明日までで、来週からはまた平年より高い気温になるそうだけれど。
そんな冷えた今日も大掃除をやった。順調にいけば残り4回で終わる。1日置きなので終了は11月15日かな。本音を言うと、ミューナのことが心配なので大掃除をやる気分じゃない。でも何もしないとかえって気が滅入りそうなので、せっせと身体を動かしている。
この時期の昼間はコタツに入っていることが多いミューナ。でも彼が顔を見せてくれた時は、精一杯の明るさで普段通りに過ごしている。ボクたちが不安そうにしていると、何かあるのか心配させてしまうからね。必死でいつもの自分を演じている。
さて、楽しみにしているドラマも終盤に近づいてきた。シーズン5まで予定されているドラマのシーズン2なのでまだまだ物語は続く。でも悪役であるサウロンは着実に彼の悪事を結実させようとしていた。
2024年 映画#197
『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』(原題: The Lord of the Rings: The Rings of Power)シーズン2・エピソード6『彼はどこだ』という2024年のドラマ。前回の感想については『魔物でも敵の敵は味方』という記事に書いているので参照を。
シーズン2は全8話。なのでこの6話からドラマが佳境に入った雰囲気。サウロンはアンナタールというエルフに化けてエルフ鍛治集団の国であるエレギオンへ潜入。そしてその国の主人であるケレブリンボールを騙すことでエルフの3つの指輪、そしてドワーフの7つの指輪を作ることに関わった。
エルフの指輪はサウロンの直接的な影響を受けていないので被害は少ない。しかしサウロンが関わったドワーフに渡された7つの指輪によって、ドワーフ王のドゥリン3世は確実に心を我欲に蝕まれている。未来の王である王子のドゥリン4世が父を諌めるが、王は指輪を外そうとしない。
人類に与える9つの指輪を作ることにケレブリンボールは疲れ切っていた。でもサウロンことアンナタールに幻覚を見せられたことで、指輪を作ることに専念しようとする。でも指輪に必要なミスリルというドワーフが所有している材料が枯渇していた。
アンナタールはミスリルを手に入れたと嘘をついて、自分の血液をケレブリンボールに渡した。これもサウロンの作戦通り。この9つの指輪は人間の王をやがて幽鬼へと変貌させてしまう。
一方サウロンを殺したいオークの王であるアダル。ガラドリエルを説得してエルフと手を組んでエレギオンに襲いかかろうとした。ところがガラドリエルはサウロンの陰謀に気づいた。サウロンはわざとオークたちにエレギオン攻めさせることで、アダルからオークを自分の兵士として奪ってしまおうという計画だった。
ヌメノールの人間世界は王位の継承争いでゴタゴタしているし、魔法使いのガンダルフもまだ自分の能力を開花させる杖を見つけられない。だからサウロンと戦える状況ではない。さてさて、いよいよシーズン2のクライマックスが近いなぁ。
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