猿と人間の全面戦争が勃発
今年の年末大掃除は今日で終了! 今日は寝室と廊下のフローリングにワックスをかけた。実はリビングのフローリングはまだワックスをかけていない。でも今年の大掃除はこれで終わり。ミューナが昼間はこたつに潜って眠っているので、少しでも安らかな時間を邪魔しないため。
そして昨晩から布団をリビングに移動している。ミューナのトイレはリビングにあり、水飲み場も隣接している洗面所にある。絶食状態が続いていて歩くこともままならないので、移動が楽なリビングで一緒に過ごすことにした。ミューナは寂しがりやなのでリビングで一人過ごすのは無理だからね。いや、正直に言えば寂しいのはボク。
このパターンで思い出すのはミューナが慢性腎不全を発病した4年前。初めて病院に連れて行ったのが2020年11月11日。その日で大掃除を中断した。残っていたのはリビングのフローリングのワックスがけ。今年も4年前と同じ状況になっている。
それだけではない。4年前の11月11日に通院した日、ミューナは夜にトイレの粗相をした。だからトイレに遠い寝室で寝かせられない。それで布団をリビングに移動したのが2020年11月12日。そして4年後に布団を移動したのが2024年11月12日。合わせたわけじゃないけれど、この不思議な符合に運命のようなものを感じている。
不治の病気だったのによく4年も頑張ったとボクと妻はミューナを誇らしく思っている。4年前は今のように別れを覚悟したから、この4年間は何ものにも代え難い貴重なプレゼントの期間だったと感謝している。まだミューナは頑張っているので、今夜も秋の夜長を一緒に過ごそうと思う。
さて、映画の鑑賞記録だけ残しておこう。2011年に始まった『猿の惑星』の新シリーズは1作目しか見ていなかった。それでまだ観ていない残り2作を見るために前回は1作目を久しぶりに鑑賞した。そして今日、初めて観る2作目にトライした。
2024年 映画#202
『猿の惑星:新世紀』(原題:Dawn of the Planet of the Apes)という2014年のアメリカ映画。
前回はシーザーというチンパンジーが人間の認知症治療薬を実験投与されたことで、知能を飛躍的に発達させた。そしてシーザーは保護センターや動物園の類人猿を解放し、サンフランシスコにある森に逃げた。前回はそこまで。
ただ2作目に続く符牒は提示されていた。エンドロールにシーンが追加されていて、ALZ113という認知症治療薬の脅威が描かれている。猿にとっては知能を発達させる薬だけれど、人間の多くにとって殺人ウイルスとして働くことがわかった。
そしてこの2作目は、1作目から10年後の世界。シーザーたちは彼らのコミュニティを作り平和に暮らしていた。なぜならここ数年で人間がいなくなったから。ウイルスによるパンデミックとその後の暴動によって、人類の半分以上は命を落としていた。
文明世界は崩壊して、ウイルスに免疫を持つ一部の人たちがどうにか暮らしていた。ところがエネルギーが尽きた。そこでサンフランシスコのコミュニティは、既存の水力発電を再起動させることにした。ところがダムと発電所はシーザーたちが縄張りにしている地域だった。
マルコムという信頼できる人間によって、シーザーたちと人間の共存が可能になるかと思えた。ところが猿たちを下等扱いする人間はいるし、人間を絶滅させたいと願う猿もいる。最終的にはシーザーの部下が起こした猿のクーデターによって人間との戦争が起きてしまう。
どうにかシーザーはこれを抑えた。ところが他の地域に存在する人間の軍隊にこの事実を知られ、すでに猿たちを皆殺しにする軍隊がサンフランシスコに派遣されていた。ということで3作目では本格的な戦いになるのだろう。本当によくできた作品で、3作目を観るのが楽しみで仕方ない。
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