シーズン2で完璧に本領発揮
毎日が本当に辛い。でも一番しんどいのはミューナなので、ボクはこのブログやXで泣き言を吐き出しつつもできる限り普段の生活を続けている。どうにか気力を振り絞ってブログを書いているのも、ミューナに日常を感じて過ごして欲しいから。動物は敏感だから、飼い主の緊張を感じ取ってしまうからね。
今日までは11月の中旬にしては暖かい日が続いていた。でも明日の午後からは12月の気温がやってくるそうなので、ミューナに寒い思いをさせないように気をつけなくては。家を離れている時間が心配なので、明日の買い物も最短時間で戻ってこようと思っている。
さて、最高に楽しんできたドラマのシーズン2を最後まで観てしまった。シーズン1が2022年で、シーズン2が今年の2024年。ということはシーズン3は2026年なのだろうか? そんな先まで待てないほど、シーズン2は最高の出来だった。
2024年 映画#204
『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』(原題: The Lord of the Rings: The Rings of Power)シーズン2・エピソード8『影と炎』という2024年のドラマ。前回の感想については『病みつきが心の辛さを癒す』という記事に書いているので参照を。
シーズン1ではこの物語の世界観が明かされるのに時間を要した印象。それゆえコアなファンからは不満の声が出ていた。映画の『ロード・オブ・ザ・リング』の時代では、サウロンが中つ国を支配するために作った『ひとつの指輪』がフロドとサムによって葬られ、サウロンが滅亡するまでが描かれていた。
今回のドラマはその『ひとつの指輪』が創造される過程が描かれていて、その前提としてエルフの3つの指輪、ドワーフの7つの指輪、そして人間の9つの指輪の完成がシーズン2の主要テーマとなっていた。エルフの3つの指輪については、エルフの鍛治師であるケレブリンボールによって純粋な過程で完成された。そしてその指輪はエルフの運命を救った。
ところがシーズン2になってサウロンが指輪の製作に介入。エルフに化けてケレブリンボールを騙し、ドワーフと人間の指輪に彼の悪意を注入することに成功した。これでサウロンが世界を支配する準備が整った。
前回ではガラドリエルがケレブリンボールから人間の9つの指輪を預かった。決してサウロンに渡さないようにと。ところが今回の最終回では、写真のようにガラドリエルとサウロンが激しく戦った。そして結果として人間の9つの指輪はサウロンに奪われてしまう。
映画でのサウロンは目玉のお化けでしかないけれど、この時代は肉体を有していた。だからガラドリエルとの戦闘シーンはなかなかにレアな映像。戦闘に勝利したサウロンをオークたちは新しい盟主と仰ぎ、モルドールがいよいよ悪の拠点として深い闇に覆われることになった。
ドワーフの王であるドゥリン3世は指輪の魔力に負けて山を掘り進め、最強の魔物であるバルログを呼び覚ましてしまう。ようやく目が覚めた王だけれど、息子のドゥリン4世に指輪を託しバルログとの戦いで命を落とした。ちなみにこのバルログを倒すのはのちの時代のガンダルフ。
そのガンダルフもようやく魔法の杖を手に入れた。そして名前を「ガンダルフ」と名乗ることにした。ホビットの先祖であるストゥア族たちが彼をみて「グランド=エルフ』と呼んだ。それがなまって「ガンダルフ」となったというオチ。
ケレブリンボールが治めたエレギオンは完璧に破壊された。エルフたちは映画で『裂け谷』と呼ばれるイムラドリスに避難した。エルロンドがのちの時代にエルフの拠点んとする場所。いよいよ『指輪物語』の世界が整ってきた。
とにかく役者がそろい、興奮する戦闘シーンが展開されたシーズン2は最高の出来だった。これでこそトールキン世界の本領発揮。いよいよシーズン3では、サウロンが最も恐ろしい『ひとつの指輪』を作るのだろうか? あぁ、早くシーズン3が観たいなぁ。
ブログの更新はFacebookページとX、並びにThreadsで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。