2025年は大変化の1年
ミューナの旅立ちはボクたち夫婦に大きな影響を及ぼしている。ペットロスによる悲しみや寂しさを乗り越えることはもちろん、ある種の『サイン』として彼の死を受け止める必要がある。その影響は大きく分けて2つ。
1つ目は非常事態に関すること。高齢猫のミューナと暮らしていて最も不安だったのは、台湾有事のような日本を巻き込む戦争。そして南海トラフ地震のような大規模の災害が発生すること。
避難を余儀なくされた時、ミューナには多大なストレスを与えてしまう。ミューナが暮らし慣れた安心できる自宅で安らかな最期を迎えることができなくなる可能性が高い。
でもミューナというのは不思議な猫で、運命的なものとして『持っている』と確信していた。つまり彼の存命中は非常事態が起きることなく、天寿をまっとうして安らかに旅立てると直感していた。そしてその通り、緊急避難を要するような非常事態もなく彼は安らかに旅立った。
これは裏を返せば、いよいよ何かが起きるということ。南海トラフ地震に関しても、そして世界規模の戦争についても、いつどこで起きても不思議ではない世界情勢になっている。でもミューナが旅立ったことで、ボクと妻は状況に応じて避難することができる。そのことに関しては有難いと思っている。
だから災害や有事に備えるため、できる限り身を軽くしようと考えている。いつでもどこにでも行けるように。だから来年になったらまずは早急にパスポートを取得するつもり。台湾有事等が起きた時、日本国民であることを証明できるものが絶対に必要になるから。
もう一つは住環境の変化。妻と以前から考えていたのは、所有しているマンションを売却して賃貸暮らしをすること。ボクたちの年齢を考えると、不動産を抱えたまま死ぬことになると他人に迷惑をかけてしまう。だから現金化することで、住環境の自由度をアップしようと考えていた。
でも高齢猫のミューナに引っ越しのストレスは無理。だからこれも『サイン』として、ミューナが旅立てば引越しをするつもりだった。すでに妻とその方向で動き出しているので、おそらく来年には引っ越すことになるはず。これは先ほどの非常事態にも関係していて、賃貸の方が自由に移動することができるから。
ということで2025年は我が家にとって大きな変化の1年になりそう。そして世界情勢も大変化を迎えるような気がする。ミューナが安らかに旅立ったのは、そのことをボクたちに伝えてくれていると確信している。
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