ヤバい部屋を感知する能力
まだまだミューナが旅立ったショックを引きずっている。今年いっぱいは仕方ないだろう。
でも年が明けて2025年になれば、色々と動くことを考えている。なかでも大きな動きになるのが引っ越し。終活の一環として、分譲マンションを売って賃貸物件への引っ越しを考えている。ボクたち夫婦には子供がいないので、この世を去るときにできる限り他人へ迷惑をかけないようにするため。
ボクは運命論者でもあるので、こうして動くことで必要な物件に出会えると確信している。けれども実際にその物件を見ないとわからない。直感以外にも自我の介入があるので、複数の物件から選択することになるのは避けられない。
そんな時に頼りになるのが、ヤバい部屋を感知する能力。いわゆる『嫌な予感』というやつで、住環境や物件の管理状態だけでなく、霊的なものもチェックする必要がある。けれどもボクは霊能者ではないので、どうしても『嫌な予感』に頼らざるを得ない。だから久しぶりにその感覚を研ぎ澄ます必要がある。
そもそも動物には、そうしたヤバい場所に対する防衛本能が存在しているらしい。
「ここ、嫌な感じがする」生物は死がある場所を無意識に避ける事ができる
住宅だけではなく、散歩をしていても『嫌な予感』を覚えることがある。ボクの場合は匂い。動物がいないのに独特のケモノ臭を感じることがあって、そういう場所は避けるようにしている。嗅覚というのは意外に重要なのかもしれない。
リンク先の記事によると、動物は『死』がある場所を無意識に避けるそう。それは科学的な根拠があるとのこと。
京都大学野生動物研究センターがチンパンジーを使ってある実験を行った。詳細はリンク先の記事を見てもらうとして、結論だけを述べておこう。チンパンジーは『死』の存在を明確に知覚していた。
その根拠となるのは死体から発する「プトレシン」という化学物質。生物の死後にタンパク質が分解される過程で生成される化合物で、腐敗臭や死臭の主要な原因となる物質の一つとのこと。死体が見えていなくても、この「プトレシン」を感知することで動物はその場を避けようとする。
さらにチンパンジーを使った実験によると、「プトレシン」を匂いとして嗅覚で感じとれないほど薄めても、チンパンジーはその場に近づこうとしなかった。匂いとして自覚しなくても、その化学物質を知覚しているということなのだろう。『嫌な予感』というのは、この物質に影響があるのかもしれない。
不動産の場合、事故物件なら報告義務がある。でも抜け道はあるので、知らされないまま実質的な事故物件を紹介される場合もあるはず。清掃が済めば「プトレシン」は残存していないだろう。でも動物としての本能でその痕跡を知覚できるかもしれない。
さらに直感を鋭敏に働かせることで、霊的なものも知覚できればベスト、来年に向けて、その感覚を敏感にしていかなければいけないなぁ。
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