期待十分の新アクションキャラ
今日はクリスマスイブ。スーパーの惣菜売り場には、これでもかというほど大量のローストチキンが並んでいた。洋菓子店も猫の手を借りたいんほどの忙しさだろう。我が家はミューナの納骨前の21日にパーティーを済ませているのでいつも通り。
といいつつボクはチキン好きなので、今日の夕食には鶏もも肉をローストする。週に1度は作っている定番料理なのでクリスマス感はないけれど、せっかくなので雰囲気だけでも味わおう。
神戸にはボクと妻が大好きな布引ハーブ園という場所がある。春や秋になると美しい花々を満喫できる。そこではこの時期にドイツ風のクリスマスマーケットが開かれていて、ホットワイン等を楽しむことができる。
神戸の夜景を楽しめる場所でもあるので、今夜は若いカップルで賑わうだろう。ボクも妻ももう少し若かったら行くのにな。この歳になると寒い中をわざわざ出かけるのは面倒だし、夜景なら自宅からもで見られるしね。
さて、アクション映画が大好きなボクにとって、新しい魅力的なキャラが登場した。
2024年 映画#225
『エージェント・トリガー』(原題:Trigger Point)という2021年のカナダ映画。主演はカナダの俳優であるバリー・ペッパー。でもハリウッドでも活躍している俳優なので、特にカナダ映画ということを意識しなかった。
バリー・ペッパー演じるニコラスは、「インビジブル」というアメリカの特殊工作員の一員だった。悪人を暗殺するという組織で、いわゆるアメリカ政府高官が容認している殺し屋集団。
ところが2年前に裏切り行為があり、優秀な隊員の多くが暗殺されてしまう。その濡れ衣を着せられたのがニコラス。記憶を失くしていたことで自分の無実を証明できない。映画の展開としてはニコラスが記憶を取り戻し、暗殺の黒幕を見つけ出すという内容。
ニコラスは特殊工作員として殺し屋の技量に優れているだけでなく、IT機器に関しても抜群の能力を持っている。ハッキングなどお手のもの。無骨な殺し屋ではなく、知的要素が加味されたキャラとして描かれている。そういう意味ではバリー・ペッパーのハマり役だと思う。
この手の作品にはキアヌ・リーブスの『ジョン・ウイック』やデンゼル・ワシントンの『イレイザー』シリーズがある。この作品はバリー・ペッパーにとってそうした作品に並ぶものとなる気がする。ニコラスのキャラが魅力的だし、映画のテンポ感も軽快で最高に楽しめる。
3部作を意図した脚本らしいので続編がありそう。ニコラスのその後を知りたいので、是非とも続編が制作されることを願っている。
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