プーチン政権崩壊の前兆
今朝になって喜ばしいニュースが飛び込んできた。紛争が続いているガザ地区において、イスララエルとハマスの停戦が合意された。6週間という期限つきながら、ハマスは33人の人質解放を表明している。
これが恒久的な停戦になるかは予断を許さない状況。それでも平和への第一歩として歓迎すべきことだと思う。トランプ時期大統領も停戦に向けて圧力をかけていたそう。こうなってくると期待したくなるのがウクライナ戦争。
トランプ大統領は来週の21日に正式就任をする。新政権がいよいよ本格的に動き出すけれど、ウクライナの状況はトランプ大統領にとって最大の外交課題であるのは間違いない。もしトランプ新大統領が積極的な行動に出れば、プーチン政権はウクライナからの撤退を余儀なくされるのでは?
なぜなら現在のロシアはすでに限界状態に陥っていると見られているから。
ソ連崩壊前にそっくり…「呑まなきゃやってられない」酒におぼれるロシア人を大量に生み出したプーチンの限界
リンク先の記事はタイトルだけで内容が理解できる。元々ロシア人はアルコールの摂取量が多いことで知られている。その代表がウォッカ。昨年の1月から10月にかけてのアルコール小売販売量が過去最高を記録した。さらにアルコール依存症も10年ぶりに増加しているそう。
人間は辛い状況や強いストレスを受けると、アルコールや薬物へ逃避する。ただでさえアルコール消費量の多いロシア人が過去最高の消費を記録するということは、国民全体のストレスがマックスに達しているということだろう。この状態はソ連崩壊前とそっくりらしい。
一方ウクライナ人も、ロシア人と民族的に近いのでアルコール摂取量は多い。それでも国全体として節酒が提唱されていて、2022年の戦争開始以降、ウクライナ国民の21.5%が飲酒量を減らし、6.8%が断酒しているとのこと。これだけでも両国の戦意の違いが明確になっている。
ロシア兵の死因として、戦闘によるものだけでなくアルコールを要因とした死者も多いそう。街では泥酔した人の暴力が増加して、アルコールの販売時間を制限することが検討されている。まぁ、焼け石に水だと思うけれど。
ロシアの暴挙を止めるのは、アメリカ等の諸外国による働きかけだけでは限界がある。内政干渉という言葉で逃げられてしまうから。貿易に関する制裁に関して、ロシアのアルコール輸入は影響を受けていないそう。ラトビアを通じてロシア国内にアルコールが流入しているから。
こうなると必要なのはロシア国民たちによる本気の反政府行動。アルコール漬けになるほど現在のプーチン政権に対する不満が溜まっている。もしかしたらこの飲酒量の増加は、プーチン政権崩壊の前兆かもしれない。希望的観測だけれどそうなることを願っている。
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