夢体脱日記#202
今朝の明晰夢はSF映画、あるはホラー映画的で面白かったのシェアしておこう。夢だと気づいているけれど、コントロールできないのでそのまま体験するしかない明晰夢だった。
世界中にウイルスのようなものが襲いかかっている。このあたりは感覚としてつかみにくいけれど、ウイルスのようであり、幽霊の憑依のようであり、あるいはスティーブン・キング原作の『ミスト』という映画にも似ている。『ミスト』は正体不明の霧に包まれると、得体の知れない化け物が襲いかかってくるという物語。
でも人類を襲っていたのは怪物ではない。そのウイルスに感染、あるいは幽霊のようなものに憑依された人は、耳元で自分の死ぬ日を囁かれるというもの。だから人によって反応が異なる。でも大多数の人は死期を知りたくないようで、感染地域から逃げようとパニックになっている。
完全にディストピア世界で、逃げ惑う人がいれば、世界の終わりを訴えている人もいる。このウイルスはかなり特殊で、感染した人からかかってきた電話に出るだけでも発症する。
現実世界では知らないけれど、夢の世界では知人の10代くらいの女性が友人の電話に出た。それですぐに感染。耳元で聞こえた余命は「3日」だと言ってパニックっていた。
ボクは夢だとわかっているのでこの世界を客観的に見ている。でもそのままだと面白くないので参加することにした。あえて感染地域に行くことで自分の余命を確かめたいと思ったから。そして思わく通りに感染して耳元で聞こえたのは……。
「20年!」
えぇぇ〜〜! まだ20年もあるの〜〜! 周囲の人たちがパニックになっているのを見ながら、ボクはただ一人でシラけていた。今すぐ死にたいというわけじゃないけれど、20年ということは80代になってしまう。ちょっと長すぎるなぁ、とガッカリした明晰夢体験だった。
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