物語の完結より視聴率が優先
昨日に引き続き今日も暖かい神戸。ということで午前中に妻と散歩に出た。向かった目的地は引越しを検討している物件。ただし希望する間取りの部屋が空室になるまで待つしかない。だから散歩しても今できることは、住んでいる人が引っ越したくなるよう「無言の圧力」を発信する程度かな(笑)
Xでもポストしたように、そのついでに先月にオープンした大人気のパン屋さんへ行ってみた。物件から比較的近い場所で、開店前には行けると考えたから。開店して2時間ほどで売り切れるらしい。でも開店前に行けば大丈夫だろう。ところが甘かった。
お店に到着するとすでに長蛇の列。先頭の人は何時から並んでいたんだろう? ボクも妻もすぐに諦めて、次はこれまたオープンしたばかりのケーキ屋さんを目指した。神戸はパン屋さんとケーキ屋さんが競い合っているからね。
そのケーキ屋さんも評判がいい。ただ月のうち開店している日がかなり少ない。お店に到着してカレンダーを見ると、なんと今日は開店していた。ところが開店時間が午前10時30分。とてもじゃないけれど30分も待つのは無理。
ということでそのケーキ屋さんも次の機会に回し、確実に買えるお店でお気に入りのパンを買って帰った。いくつか買って妻とシェアしたけれど、久しぶりだったので最高に美味しかった。パン好きやケーキが好きな人間にとって神戸は最高の街だよね。
さて、ついに追いかけていたドラマの最終回を観た。それは予感していた最悪の終わり方だった。
2025年 映画#13
『天空の旅人』(原題:Night Sky)シーズン1・エピソード8『償い』(Compensation)という2022年のアメリカドラマ。前回の感想については『物語を詰め込みすぎたよなぁ』という記事に書いているので参照を。
写真のJ.K.シモンズとシシー・スペイセクが老夫婦役を演じたドラマ。二人が暮らす家の納屋の地下に、宇宙基地へと通じる移動装置があるという始まりだった。その装置の成り立ちや背景、いきなり現れたジュードという青年、さらにその装置に関係する秘密を暴力で守ろうとする人たち、という謎が大量にばら撒かれた物語。
ストーリーとしては興味深い。ただ展開が遅いので謎がなかなか明かされない。途中から感じたのは、製作者としてはシーズン3くらいまで見込んでるだろうということ。ところが思うように視聴率が伸びず、結果としてシーズン1で打ち切りとなったそう。でもおそらく脚本は変更されていないはず。
つまり『大量の謎』が残されたままこのドラマは永遠に終わってしまった(涙)
制作途中で打ち切りという話があれば、ラストに向けてどうにか物語を完結させたかもしれない。でもこの様子だとシーズン1が完成した段階で制作側はシーズン2に繋がると考えていたんだと思う。だからマジで最悪な終わり方になり、トイレに行ってお尻を拭かないで出てきた気分。
主人公夫婦はラストシーンで宇宙基地の外に出る。最初は宇宙服を使って夫のフランクリンが出た。行方不明となったバイロンを探すため。ところが途中で酸素が尽きてフランクリンは倒れた。パニックなった妻のアイリーンは、宇宙服もなしにそのまま基地の外へ出た。ところがその惑星には大気があった。
意識を取り戻したフランクリンと妻のアイリーンは、やがて荒野の向こうに見える美しい都市を見つける。誰かが暮らしているらしい。ここでエンドロール。もう〜〜、めちゃ気になるやんか〜〜〜!
その後5年近く経過してもドラマの続編は作られていない。この先のストーリーは諦めるしかない。仕方ないから、次のドラマを探そう。
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