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高羽そらさんインタビュー

時代劇への愛に満ちた作品

今日の神戸は完全に春の陽気。最高気温は20.7度まで上がったので、外出も上着なしで全く大丈夫だった。六甲の街を歩いていると、開花が遅れていたミモザはほぼ満開になっていたし、木蓮の花もようやく存在感を見せ始めた。いよいよ桜の開花も近いかな。

 

そんな春恒例となった、サボテンの土の入れ替えを今日と明日の2日かけてやる予定。今日は朝からサボテンを植木鉢から取り出して、1年ぶりに姿を見せた根を乾燥させている。今夜はそのまま裸で夜を過ごしてもらって、明日には新しい土に植え替える。

 

12年前に種から育ててサボテンなので、立派に成長した根を見ると感慨深い。今日はミューナの月命日で、彼が去ってから4ヶ月も経ってしまった。亡くなった日は秋だったのに、冬を通り越して春になった。愛するミューナがいなくなっても、こうしてお世話をできるサボテンたちがいるのは幸せかもしれない。

 

さて、本当に素晴らしい日本映画を観た。先日の日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した作品。

 

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2025年 映画#47

『侍タイムスリッパー』という2024年の日本映画。思い切り笑い、感動で涙をこぼし、ハラハラドキドキで手に汗握るという、エンタメ要素が完璧に盛り込まれた素晴らしい作品だった。最優秀作品賞が当然だと思える秀作だと思う。

 

新しい作品なのでネタバレはしないのでご安心を。映画の設定だけを説明しておこう。主人公は幕末の会津藩士の高坂新左衛門。会津藩の家老から密命を受けて、京都で長州藩士を討とうとした。

 

高坂はかなりの剣の使い手だけれど、相手も負けず劣らず強い。互いに撃ち合ったけれど決着がつかない。その時、天気が急変して雷が落ちる。高坂は気がつくと見知らぬ場所で倒れていた。

 

それがなんと現代の京都は太秦にある撮影所の時代劇セットだった。ここからいろいろドラバタの展開があるけれど、高坂は時代劇の斬られ役として生きていこうとする。ところが想像もできない出来事が高坂を待っていた。ネタバレはここまで。

 

映画の全般を通じて時代劇への強い愛に満ちた作品。衰退してしまった時代劇に光をあてようとする。この映画のスタッフたちの熱い想いがひしひしと伝わってくる物語だった。特に京都出身のボクとしては、太秦の過去と今をよく知っているだけに胸にジンと来るものがある。

 

高坂を演じた山口馬木也さんを筆頭に、出演されている俳優さんたちの演技が最高だった。特に殺陣シーンは真に迫っていてひりつく緊張感で鳥肌が立った。ラストシーン近くの斬り合いの場面では、気がついたら両手を握りしめていた。

 

いやぁ、本当に素敵な映画だったなぁ。もう一度じっくりと観たいと思う作品だった。この映画が話題になって、再び時代劇が若い世代にも楽しんでもらえるようになればいいなと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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