シリーズ最高作かも
今日も昨日に引き続いて最高の天気。外を歩いていると風が心地いい。暑くもなく寒くもない乾燥した爽やかな風。実は体外離脱した時に吹いている風は、まさにこの季節の薫風と同じ。だから体外離脱ができると、真夏でも真冬でもこの時期の気持ちいい風を楽しむことができるよ。
さて、シリーズ化されている映画の追っかけ中。全4作の3作目だけれど、今の段階でシリーズ最高作だと思う内容だった。
2025年 映画#76
『バッドボーイズ フォー・ライフ』(原題:Bad Boys for Life)という2020年のアメリカ映画。ウィル・スミスとマーティン・ローレンスの刑事コンビを主人公にした『バッドボイーズ』シリーズの3作目。なんと前作から17年後に撮影された作品。
前作より17年後の設定なので、マーティン・ローレンス演じるマーカスは娘が結婚するし孫まで誕生する。一方ウィル・スミス演じるマイクは相変わらずの独身貴族。マーカスはこれまでの刑事生活に疲れを感じていて、すでに引退を決意していた。つまり『バッドボーイズ』は解散するということ。
そんな時、マイクがいきなりバイク男から銃撃される。かなりの重症で、2度も心肺停止を経験した。どうにか復活したマイクの姿を見て、マーカスは正式に引退を表明して警察を辞めてしまう。
けれどマイクの銃撃事件に端を発して判事等の暗殺が続く。殺されたのはマイクを含んだある犯人を刑務所に送り込んだ関係者。暗殺の動機は復讐で、1作目からレギュラーを務めてきたマイクたちの上司であるハワード警部も殺されてしまう。
黒幕は息子の手を借りて刑務所を脱走したイサベルという女性。息子のアルマンドはイサベルの獄中で生まれた子供。アルマンドは殺人マシーンと化して母の復讐を果たしていた。
結果としてマーカスも警官に復帰して『バッドボーイズ』は復活する。いつもながら派手なアクションとユーモアは健在なんだけれど、今回は登場人物の人間性に深く踏み込んだことでさらに面白い物語になっていた。
『バッドボーイズ』たちはすでに時代遅れで、マイクの元恋人であるリタが率いるマイアミハイテク捜査班がメインで活動していた。マイクたちはその相談役という関わり方。いわゆる世代格差も物語のテーマになっている。
その若いメンバーが先ほどの写真。左端の女性警官はヴァネッサ・ハジェンズで、ボクが大好きな『ハイスクール・ミュージカル』シリーズの頃に比べたらすっかり大人の女性になっていた。それでも相変わらず可愛い。
もう一つのテーマはマイクに関すること。独身貴族のマイクだけれど、どこかで家族を持つマーカスを羨ましいと感じている。そんなマイクになんと息子のいることがわかった。でもそれは殺人マシーンのアルマンドだったというオチ。
『スターウォーズ』のダースベイダーとルークの逆バージョン。さてマイクは殺人鬼となった息子にどのように向き合うのか。単なるアクション作品ではなく、こうした人間ドラマが盛り込まれていたことで、この3作目は最高作と言ってもいいと思う。さて残るは昨年に公開された4作目。近いうちに観ようと思っている。
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